心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

高所平気症

2021年09月25日 | 雑感・愚見

 

2020年9月 

台湾で行われた『凧のフェスティバル』で

3歳の女児が24mの凧と共に突風に吹き上げられ

地上30mほどの高さに舞い上がりましたが

無事に降下し生還しました。

 

 

いや~途轍もない「高い高い~。」ですよね。

 

前々から思っていたのは

子供を高い高いとあやしてやると

キャッキャッと笑っているように見えますが、

あれは本当に笑っているのだろうか。

 

心の中で起きた恐怖の感情を笑う反応に変換して

身体の外に放出している可能性は

どうなんだろうと思ったりしています。

 

しっかり調べると現在の医療機関の見解が

見つかるのかも知れませんが、本当の所は、

本人に聞いてみなければ分からないと思うのです。

 

とは言え、本人に聞いても

明確な答えなんて返る訳はないし

成長してから聞いても本人は覚えていないから

謎は謎のままなんでしょうね。

 

高い高いであやす場合の注意点としては

未成熟な幼児は、細い血管が切れる恐れもあるようで

少なくとも生後半年未満の幼児には

激しい高い高いは控えた方が良いみたいです。

 

 

また4歳頃まで高層階で育った子供の中には

高所に対する恐怖感が一般の子供より欠如することがあり、

結果、転落事故を誘発する恐れがあるとのことで、

そのような症状を高所平気症と言うのだそうです。

 

高所で育った子供が必ず高所平気症的な行動をとるなら

両親も十分に注意を払うことが出来ると思いますが

高所平気症的な危険な行動をするとは言い切れません。

だからこそ危険が潜むので

両親は小さな子供の行動により注意を配る必要があります。

 

今まで高所恐怖症の方の施療を行ったことは

ありますし、また良い結果も得られているのですが

高所平気症の方の施療の経験はありませんし、

アプローチの仕方をどうするか悩むところです。

 

 

木の上で生活することが多い猿に

高所恐怖症の猿が見受けられないのは

生まれた頃から親猿に抱えられ

高所に居ることが多いことが関係するのだろうか

なんて思考遊びにふけったりします。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。