9月26日 イギリス・ロンドンで行われた
WBAスーパー王者・IBF・WBOの3団体王者である
アンソニー・ジョシュア(英国)と
WBO指名挑戦者のウシク(ウクライナ)との
世界ヘビー級タイトルマッチは、
挑戦者のウシク(ウクライナ)が
3-0の判定勝利して王座を獲得。
この勝利によってウシク選手は、
クルーザー級とヘビー級の2階級制覇を果たした
史上3人目のボクサーとなっただけでなく
2階級で4団体統一王者となる可能性まで出てきました。
いや驚いたと言うか、
私は、ジョシュアが体格差とパワー差を活かして
ガードの上からパンチを打ち込み試合展開を作り
体力を削りダメージを蓄積させての
TKO勝利か判定勝利と予想していました。
試合は、序盤が技術戦となったことで
ジョシュア選手が負けた
アンディ・ルイス戦のことが脳裏によぎりましたが、
まあ同じ轍は踏まずに試合中盤から
体格、パンチ力の優位を活かすだろうと。
ところが
ウシク選手のステップワークやボディワークに
ジョシュア選手の強いパンチが封じられたのでしょうね。
最初のラウンドから最後のラウンドまで
技術戦となったことで技術に勝るウシク選手が
勝ち切ることに。
最近のヘビー級は、大型化していて
技術よりもパワー勝負的な印象があり
技術とパンチ力の攻防が見れる
中量級以下の階級へと私の興味が向いていました。
ウシク選手の技術がさらに大きなサイズの
技術戦が得意のWBC王者の同胞タイソン・フューリーとか
パンチ力で押すデオンテイ・ワイルダーに
通用するのか興味津々です。