心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ミイラ取りがミイラに

2020年06月09日 | 雑感・愚見

2014年 アメリカ・ペンシルべニア州で

高い木に登って降りられなくなっていた猫を発見した女性が

「これは大変だ、助けてあげなくちゃ。」と、

猫を救出しようと木に登りました。

 

そこまでは良かったんですが、

自分までも木から降りることが出来なくなり、

通報を受け出動した救助隊によって猫共々救出されました。

 

「怖かっただろうな。無事救助されてよかった。」

となるのが普通の人の反応だと思うのですが、

私の場合、笑ってしまうのが先に来てしまうんですよね。

 

猫が木に登るのは、地上で軒下や物陰に身をひそめるのと同じで

安全な場所として樹の上を求めているのだと思うんですよね。

違うのかな。

 

小型で身が軽いはずの猫が自分で登った樹の上で

固まっている姿は何とも愛らしく感じるのですが、

同じネコ科のヒョウは、あのデカい図体で樹の上で

ビックリするような身軽さで動きまわるのには驚かされます。

 

私のイメージでは、

木の上での機敏さがヒョウと猫が逆なんですが

現実は、猫は動けなくなりヒョウは飛び走るんですよね。

 

木の上の方からにゃーにゃーと鳴き声がするので

猫がいることに気が付くのですが、

あれって助けを求めているんでしょうかね。

助けを求めているのだとしたら仲間に?それとも人間に?

異種の人間にだとしたら凄いなと思います。

 

樹の上で餓死していた猫の姿も

樹下で落下して死亡したであろう猫の姿を見たことがないので

誰にも気が付かれずに人間の助けがなくても

猫は何とかして自力で降りるような気もしているのですが、

どうなんでしょうね。

 

溺れている人を助けようと飛び込んで自分も溺れてしまったり、

遭難した人を救助するために少しでも力になればと

山深く分け入り自分が遭難するなんてこともあるので

自分の能力を超えて救助しようとするのは危険です。

 

また施療に訪れて頂いた方の中には

近しい人の鬱的な悩みを聞いてあげる内に

その苦しみや悲しみに共感し同化して

自分が鬱的な精神状態になってしまった人も

少なくないので注意が必要です。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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