1998年 イタリアで結婚式で神父から新郎が
「汝は、この女性を妻とするか。」と問われ
間髪入れずに「いいえ。」と答えたので
参列者は、えっえぇぇぇ―――。
新郎が緊張のあまりに言い間違いをしたのか、
はたまた笑えない冗談じゃろうと
もう一度、神父が訊ねても
新郎の答えは変わらず「いいえ。」と答えたから
新婦、参列者が大騒ぎとなりました。
こんなことになった原因は、
式前日に新郎が、新婦の裏切りを知ったから。
イタリア男性って女性をとにかく褒めて褒め捲るので
会話が口説いているかのように
聞こえると聞いたことがあるんですよね。
最近は見かけなくなりましたが、
以前、テレビでよく見かけていたチョイ悪親父と言われた
イタリア人のモデルでタレントの方も
私がイメージしていたイタリア人男性そのものでしたしね。
まああれ番組制作者からあのように振舞ってくれと
言われてキャラを演じていた可能性もありますが。
またイタリアは、美食の国なので
女性と共に美味しい食事をしながら会話の中に
あの全く嫌味を感じさせない褒め方を混ぜ込まれたら
美味しい食事と美味しいワインで少し酔って
素敵な会話でもほんのりとした別の種の酔いも手伝い、
女性は知らず知らずのうちに
ふわふわとした世界観に包まれてしまうかも。
で、おそらく日本の100倍は
甘い言葉の響きがそこらかしこに漂っているはずなので
その気になる女性がいてもおかしくないはず。
で、新郎は、結婚式の前日に、
上の女性が何年も前から関係が続いている男性との
関係が解消されないでいることを知ったのか、
女性が陥ると言われるマレッジブルー状態となり
ふらふらっと関係を持ったのか分かりませんが、
それを式前日の土壇場に知るって
新郎にとって良かったのか悪かったのか。
普通は、前日に結婚式は中止じゃあ!止め止め!
ってなりそうなものですが、
新郎は、結婚式の誓いの言葉の時まで
その素振りを見せなかったのは
互いの両親や親戚、親しい友人らが参列する
結婚式で暴露することで最大限の報復をしたかったのかな。
だとしたら新郎は、かなり怒っていますねえ。
自分が月を見ていない時は、月は存在せずに
自分が月を見ようとした時に、月は現れるとか
有名な物理学者が確か言っていました。
人間って正しいとされる行動を取り続けることが
出来るとは限らないので
正道から外れて大事故になるやもしれないような
外れ方をしてしまう場合は、往来の多い区域ではなく
墓場までもっていけるような区域でお願いしまっす。
自分が同じ立場になったとしたら
どうなんだろう。
かなり惚れていたら赦すというか
受け入れるしかない気がするなあ。
でも二度と浮気をしないこと、
そして、その約束を破ったら高額な慰謝料を支払うことを
書面にしてサインをもらっておくかな。
それとそれと一番、一番、重要な事は、
自分の浮気は、3人まではバレても認めるってことを
付け加えておいて一人見つかる度に
書面の3つ空欄に一回浮気が見つかるごとに
ひとマスずつサインをしていくってことにするかな。
いやまて完全に有利な状況なので
ここはもっと強気に出れば空欄を5つにできるかも。
ヒーハー!