お正月明けに東京から神戸まで来てくれた
友人と京都、源光庵に行ってきたのですが、
なんとその費用、友人が持ってくれました。
京都へ行く前に
神戸の美味しいコーヒーを飲みたいと言うので
神戸三宮で途中下車して
にしむらコーヒー店に。
にしむら珈琲の朝食セットは、サラダセットかフルーツセットのどちらかを選択。
珈琲が旨い。
3グット
デコレーションされていた阪急電車
源光庵近くのバス停降りてすぐのところにあった味噌店。
なんとなく雰囲気で凄く旨いに違いないと思う。
味噌店から緩やかな坂を少し上ると目的地の源光庵に到着。
今日の京は、あいにくの雨。
源光庵 山門?三門?
鐘楼
本堂
昔、お茶の葉を蒸して揉んでいた場所
今日は、建物内の撮影はOKとのことでラッキーでした。
いつもそうとは限らないとの情報が有り。
机の上中央の茶色の置物からお香の煙がゆらゆらと。
源光庵参拝者のお目当て、本堂の「迷いの窓」と「悟りの窓」
「迷いの窓」
四角の窓が迷いの窓で4つの角で生老病死の四苦八苦を表していて、
「悟りの窓」
丸い窓が悟りの窓でありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、
つまり悟りの境地を教える窓と言われています。
この二つの窓は、
まず迷いの窓の前で自問自答し、
そのあと悟りの窓の前で自分を見つめ直すことで、
純粋な本来の自分に変わることが出来ると言われています。
では私もまずはと
迷いの窓の前に座って自問自答をしてと
真面目に真剣に取り組みませんでしたが、
悟りの窓の正面に座ってただ眺めているだけで
自然と気持ちが落ち着き穏やかな気分になり、
いつまでもそのままで居られるような居たいような感じに。。。
なんだろうか。
電飾でピカピカと光るわけでもなく、癒しの音楽が流れるわけでもなく
窓の向こうに可愛い動物が見えるわけでもない
ただの丸い窓から見える庭を眺めているだけで。。。
催眠的に考えると
分散した意識を丸い窓で焦点化して
光や炎ではなく美しいものによって意識を固定化することで
脳波をアルファ波になることを手助けするかな。
写真で見るのと肉眼で見るのとでは
大きな違いがあります。
源光庵のもう一つのお目当ての本堂の血天井
京都・伏見城で徳川家康の忠臣であった鳥居彦右の約1800人の軍勢が、
石田三成の軍勢と交戦し多くの武将が討死し、生き残ったおよそ380人全員も自刃し、
その時に流れた多くの血が床板に残され、
その床板を天井にあげて亡くなった方々の魂を供養したものが源光庵の血天井。
よく天井板を見ると、いくつかの手形や足形がハッキリと見て取れるので
ちょっと怖い感じもします。
血がしみ込んだ床板をただ弔わずに天井板にしたのは、
どのような理由からなのだろうか。
達磨の掛け軸
源光庵は、金閣寺、銀閣寺、天竜寺、醍醐寺、永観堂、南禅寺等と比べると
こじんまりとした寺院ではありますが、
わざわざ訪れるだけの価値があるように思えます。
丸い窓から見た景色のほうが
心が安らいだのは
分散した意識を丸い窓で焦点化して
美しいものによって意識を固定化することで脳波をアルファ波になることを手助けする事によるものだと聴いて
素直に納得できました なるほどですね
実際の所どうなんでしょうかねえ。全くの見当違いではないとは思いますが。。。
それと丸窓の向こう側の木々がキラキラと光っていたようにも感じられました。