天龍寺の諸堂参拝を終えて
庫裡から出て庭園参拝へと向かいます。
庭園参拝受付所は、庫裡を正面に見て左側にあります。
庫裡(右)と式台
このあたりから雨雲が広がり
天候が怪しくなってきたんですよね。
唐門と石庭
大方丈
天龍寺には規模が大きい建物の大方丈と
規模が小さい建物の小方丈があるのですが、
大方丈の文字を見ると
大丈夫と書かれていると錯覚しがちな私。
この位置からも大方丈の雲竜図を拝見することが出来ますが、
方丈建物内で拝見する方が断然良いですね。
大方丈の建物に沿ってぐるっと裏側へ回ると、
曹源池庭園
ここから左に伸びる曹源池庭園の裏側への参道があるのですが、
やはりここは右に進んで再度曹源池庭園を鑑賞します。
裏側の庭園の方が規模が大きい所って他にあったかなあ。
諸堂内からとは超絶微妙に違う曹源池庭園の景観。
大方丈
このあたりで小雨が降ってきました。「やっべえぞ。」
空海は、法力を用いて雨を降らせたそうですが、
私には、少々の雨雲なら立ち去らせる法力を有しているはずなので
その法力の使い処がやって来たようです。
大方丈と曹源池庭園
曹源池の水面に雨粒が降り注いで
次第に波紋の数が増えてきて
このままでは本降りになりそうな気配が濃厚になってきました。
小方丈で雨宿りをしながら法力発動!
で、雨が止んだので曹源池を抜けて多宝殿まで向かいます。
奥に見えるは先ほど歩いた多宝殿へと繋がる回廊。
多宝殿
多宝殿前の紅葉と枝垂れ桜。
この時期の枝垂れ桜の細い枝を見ると
こんな細い枝に桜の花が
咲き乱れるとはとても思えないんですよね。
自然って凄いなあ。
ここから北門の方ではなく
曹源池の裏側へ延びる参道を奥へと進みます。
散り紅葉と苔
びっしりと赤色に染まる庭園も美しいですが、
苔の緑と紅葉の赤が程よく混ざり合った庭園も美しい。
苔
曹源池の裏側も捨てたもんじゃありません。
望郷の丘へ
天龍寺の展望台と言いましょうか、
えっちらおっちらと石段を登って
望京の丘と呼ばれる高台へと向かいます。
望京の丘
それほど高く上がった感覚はなかったのですが
ここからの眺望はなかなかのものです。
程よく紅葉が落ちているので
伽藍が隠れてしまわずに良い感じです。
多宝殿の裏側
望京の丘を下りると多宝殿の裏側に出ます。
硯石
天龍寺の法堂の天井に描かれている
現在の八方睨みの雲竜図は、
2代目の雲竜図のようで、1997年(平成9年)に
日本画家加山又造画伯によって描かれました。
この大きな硯石は、初代の雲竜図を
日本画家・鈴木松年が描く際に使ったとされています。
天龍寺 竹林
竹林の先にある北門を出て天龍寺の参拝を終えます。
天龍寺の北門を出ると
私が京都の中でトップクラスに好きな場所があるので
天龍寺を出るときは北門を外せないんですよね。
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