心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

京都 竹林の小径と常寂光寺

2019年12月19日 | 名所めぐり(京都)

天龍寺の北門を出るとお目見えするのが竹林の小径で

今回で4,5回目になると思うのですが、

私の京都の好きな場所のトップランクの一つです。

 

嵯峨嵐山の竹林の道は、1㎞ほどある小径なのですが

一番美しい所が天龍寺の北門から

大河内山荘の突き当りの範囲なので

天龍寺を北門から出ると絶好のスタートを切れます。

 

私が最初に竹林の道を訪れたのは

名所巡りを始めた頃、2013年の夏の終わりの夕方近く、

静寂に包まれていた竹林の小径に

紋付き袴と角隠しの花嫁衣裳の二人と

その二人の写真を撮っていた友人らしき数人だけ。

 

その時の竹林の小径の雰囲気が

すこぶる良くて一発で虜になったのですが、

あれから数年、過去にウインドウズの壁紙に

採用されたことの影響なのか、SNSの影響なのか、

 

現在の嵯峨嵐山の竹林の小径は、

世界的にも有名な場所となっているようで

この日も多くの外国人観光客が動画や写真を撮り捲っていました。

 

 

 

嵯峨嵐山 竹林の小径

 

 

 

 

 

 

 

竹林の道の雰囲気を出来るだけ写真に撮り込みたいのですが、

これが簡単ではないんですよね。でも今回のが一番良い出来かな。

 

 

 

 

竹林の小径の突き当りに

私の訪問リストにある大河内山荘があります。

今回はと言うより今回も大河内山荘には立ち寄らずに

京都の紅葉の名所の一つ常寂光寺へと向かいます。

 

 

 

小倉山 常寂光寺

 

常寂光寺は、百人一首に詠まれる

小倉山の中腹の斜面にあって

境内には200本以上の楓が植えられていて

紅葉の時期には境内全体が赤く染まるそうです。

 

寺名の「常寂光」は、常寂光土のことで

常寂光土とは、宇宙の究極的心理としての

仏陀が住する浄土のことで、

 

その浄土は、永遠で煩悩もなく

絶対の智慧の光に満ちているのだそうです。

 

 

 

仁王門

 

前回、2016年の6月頃に

常寂光寺を訪れた時に撮影した仁王門の写真を見て

「今度ここに行く時は私も連れて行って」と

言ってくれていた女性が今年、若くして亡くなりました。

 

今回の常寂光寺の参拝は、

その女性の供養を兼ねたものとなります。

この仁王門を前にした時には、かなり複雑な気持ちになりました。

 

 

 

末吉坂(女坂)

 

仁王門を通り抜けると本堂へと続く二つの石段があります。

 

この石段は、右側の傾斜が緩やかな

女坂と呼ばれる石段ですが、

参拝者の殆どは仁王門から直線に伸びる

傾斜がきつい男坂を登るんですよね。

 

傾斜が緩やかだけど本堂に

少し遠回りで段数が少し多い女坂

傾斜がきついけれど本堂に

最短距離で段数も少し少ない男坂

 

私は前回も今回も登りは男坂で、降りは女坂を利用。

 

 

 

石段(男坂)

 

前回に常寂光寺を訪れた時は

境内全体を緑の葉が覆っていたのですが、

今回は、多くの葉が散り落ちていて

全く印象が違っているので

初めてのお寺を拝観しているかのようです。

 

暑い季節に幹を覆うコートを着て、

寒い季節にコートを脱ぎ捨てるって

樹は、寒くないのだろうか。

 

 

 

敷き紅葉

 

参道は綺麗に掃除されていますが参道の外は御覧の通り、

意図的に散り落ちた紅葉を集めて

敷き詰めてたかのようになっています。

 

 

 

鐘楼

 

 

 

 

鐘楼横からの紅葉の景観。地面を赤く染めている紅葉が

全部枝に茂っていたってことですから

ここ常寂光寺の絶頂期の紅葉もかなりのものだと想像できます。

 

 

 

庫裡と書院

 

前回の時もそうだったんですが、

常寂光寺は建物内に入れないようです。

 

 

 

本堂

 

本堂は、安土桃山時代の大名、小早川秀秋の助力によって

伏見城の客殿を移築したもの。

 

 

 

本堂裏の庭園

 

 

 

多宝塔【重要文化財】

 

 

 

 

常寂光寺は、仁王門と多宝塔の景観が私のお気に入りです。

 

 

 

常寂光寺 展望台

 

常寂光寺の高台からは、嵯峨野が一望出来ます。

ちょっと傾斜がきつめですが登るだけの価値はあるかもね。

 

 

 

 

 この男坂の石段を降りるのは

ちょっとばかし危険を感じるので

前回も今回も降りは、女坂を利用したんですよね。

 

 

 

 

常寂光寺の参拝を終えて

次は前回拝観をスルーした二尊院に向かいます。

 

 

 

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