先ほどFBをチェックしていたら、右側に表示される広告が、一つだというコトに気がついた。
通常は、複数の広告が表示されていたと思うのだが・・・。
その表示されている広告とは、自民党の選挙広告。
あえて「広告」と表現させてもらうのは、FBの表示が「広告」となっているからだ。
FBをされている方ならおわかりだと思うのだが、自分のタイムラインにはいわゆる「お友達」がコメントした内容だけではなく、「広告」が表示される。
多くは、ダイエット商品であったりスキンケア商品や通販で、時折「占い」や怪しげな出版社の時もある。
同様の広告が、右側の「広告表示スペース」にも表示されるのだ。
当然のコトながら、複数の広告が表示されていたという印象があるのだが・・・。
今回の選挙で、自民党の議席が300に迫る(または300超え)という報道がある。
といっても、多くの有権者はまだ決めかねているようで、50%を超える人達は「未定」と回答をしているようだ。
そんな報道があったのが、昨日。
そして今日、FBを開いて表示された「広告」が自民党の選挙広告。
当然「公平さ」という点から考えれば、民主党や共産党など野党も「広告」掲載をさせる必要があるとは思うのだが、その様な気配が全く無い(と言うか、全く無かった)。
これって、「選挙の公平性」という点では、どうなのだろう?
現在与党である自民党は、今回の選挙の前に「報道の公平さ」を各メディアに文書で通達した、という話がある。
自民党ではなく、政府が通達した、というコトであっても「政府=与党=自民党」と考えると、随分な態度という気がする。
その様なメディア規制のようなコトをしながら、今月10日には「特定秘密事項保護法」が施行される。
今の与党にとって、都合の悪いことはもちろん、都合の良いコトばかりが「広告」として登場しそうな気がして、とても気持ちがわるい。
マーケティングという仕事をしている関係上、どうしても「広告」に対しては様々なコトを考える習慣があるのだが、今回のFBに表示された、自民党の選挙用広告に関しては、ただただ「気持ちが悪い」ということしか無い。
イメージ戦略として、この様な広告をFB好きな?安倍さんがはじめたとすれば、申し訳無いが見当違いというしかない。