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大阪のコトが気になる、東京都知事

2011-11-29 15:35:28 | 徒然
日曜日にあった、大阪府知事と大阪市長のW選挙。
その結果については、ご存知の通り。
マスコミを挙げての橋下ネガティブキャンペーンは、大阪とは関係の無い私でさえ「チョッと・・・」と、やや引いてしまうほどだった。
そして週が明け、今日当たりになるとあまりのマスコミのネガティブキャンペーンで、橋下さんへの同情票となったのでは?という指摘までされているようだ。

そんな、マスコミの思惑違いの結果はともかく、橋下さんの「大阪都構想」に面白くない人がいらっしゃるようだ。
東京都知事の石原さんである。
「大阪都構想」と言っても、別に「大阪府」が「大阪都」になるというのではなく、東京のような独立性の高い地方自治を獲得したい、というコトなのだと思うのだが、どうやらそれが石原さんにとっては面白くないようだ。

しかし、考えてみれば、大阪府は大阪府独自の考えで大阪府を運営すればよいだけのコト。
それを、東京の石原さんがアレコレ言う必要はないのではないだろうか?
もともと、江戸時代の頃は江戸は武家のまち、大阪は商人の町として独自の経済を持っていた。
海外に目を転ずれば、米国は経済の中心はニューヨーク、政治の中心はワシントンDCだし、ドイツなども経済の中心はフランクフルトで政治はベルリンになっている。
東京のように、経済も政治も一つの都市に集中しているコトが、普通というわけではない。
むしろ、東京とは違うカタチで大阪が活性化されれば、良い意味でのライバル都市となるのでは?

石原さんご自身が、「東京>日本>その他地方」という思考の持ち主であっても、地方自治権が認められてるはずの大阪のコトについて、アレコレ言うのはいかがなものか?
それも自治体の首長さんは、その自治体に住んでいる人たちから選ばれた、期限付きの代表者でしかない。
とすれば、もう少し違う発想をもたれても良いのでは?


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