蝶の話題が続いて、少々心苦しいのですが・・・・
昨日は久し振りにゴイシシジミに出会いました。
なんと、7年振りの再会(?)です!
ゴイシシジミは、
「幼虫は日本の全種の蝶の中で唯一の完全な肉食性で、
メダケ・クマザサなどのタケ科植物につく
タケノアブラムシ・ササコナフキツノアブラムシなどを捕食する。
成虫もまた彼らの分泌液に依存するため、この種の存在には前述のアブラムシが
必要不可欠となる。成虫は、アブラムシの集団の中に卵を生む。」
(以上、ウィキペディアより…)
ゴイシシジミは普通種ではあるけれど、
生息地は極めて局地的で、年により生息地が変動することもあり、
見る機会はそれほど多くはない蝶のようです。
昨日出会ったゴイシシジミをご覧いただきましょう・・・
散歩から帰ってきた旦那さんが、
「前に見た場所にゴイシシジミがいたぞぉ〜」
…と言うので、一緒にその場所へ行ってみました。
クマザサが生い茂るその上空を、黒い翅をチラチラさせながら、
小さな蝶が5、6頭舞っています。
やがて道路端のササの葉に舞い降りてきました。
小さなシジミチョウ、
ゴイシシジミです♪
嬉しい出会いにドキドキ、
至近距離で撮らせてもらえた♪
黒斑の違いでわかる、
こちらは別個体です♪
上からの撮影、
体を倒して日光浴かなぁ♪
ゴイシシジミの生息地は、
こ〜んな環境です♪
クマザサはかなり広範囲に、奥の方まで生い茂っているけれど、
ゴイシシジミは道端の明るい場所で舞っていて、目の前のササの葉に止まり、
止まるとしばらくはじっとしてるので、撮影しやすい蝶です。
(ただ、なかなか翅を開いてはくれない…)
自宅近くの徒歩数分の場所3ヶ所で、ゴイシシジミの生息地を見つけ、
数年間は毎年出会っていたのですが、
2016年の9月を最後に姿を見せなくなっていました。
ここからは過去を思い出しながら・・・
(写真は当時のものです…)
初めての出会いは、2013年の6月でした・・・
ゴイシシジミというシジミチョウは、ネット上で見て知ってはいたけれど、
実際に出会ったのは2013年の6月、散歩途中に偶然見つけました。
珍しい開翅姿を見せてくれた(2015年6月)
なんと交尾カップルにも出会った(2015年9月)
最後に生息確認できたのは、2016年の9月でした・・・
我が家から見える場所にあった生息地が、
悲惨なことになった時の記事は、こちら《ゴイシシジミの生息地は今…》です。
その後、自宅近くの2ヶ所の新ポイントで生息が確認できたけれど、
でも、それ以来全く姿を見せることがなかったゴイシシジミです。
そのうちの1ヶ所のクマザサは、防護柵の設置によって全て刈り取られ、
年に3回は周辺住民による防護柵周辺の整備が行われているので、
今ではクマザサが生えてこなくなりました。
(防護柵のおかげで、猛獣被害がほとんどなくなって喜ばしいことなのですが…)
これは、最後に撮影したゴイシシジミです(2016年9月)
久し振りに、昨日また出会うことができてすごく嬉しかった!
ここは自宅から2、3分の場所なので、
もうしばらくはここに出かけて楽しめそうです。
次回はユニークな姿とか、何かハプニング的なシーンが撮れるといいなぁ〜