一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

金曜サロン・石橋幸緒女流四段③

2010-02-10 00:14:42 | LPSA金曜サロン
きのう9日(火)のフジテレビ系「スーパーニュース」内の企画、「味とワザで勝負の店」に、リポーターで登場した山元香里さんがあまりにも魅力的で、一遍に大ファンになってしまった。往年のグラビアアイドル・中森友香によく似ていて、しっとりした笑顔と、胸がよかった。
インターネットで調べてみると、彼女は福島テレビの元アナウンサー。レギュラー番組は現在、スーパーニュースのリポーターだけのようだ。同番組はよく観ているので、彼女も何回か目にしたはずだが、まったく記憶になかった。不覚というほかない。
次に山元香里さんが登場するのはいつになるのだろう。この番組を観れば絶対に彼女に会える、という確実性がないだけに、もどかしい。早くレギュラー番組を持ってもらえまいか。

昨年12月25日のLPSA金曜サロン、昼は石橋幸緒女流四段、夜は松尾香織女流初段の担当だった。私は午後3時前後に入室したと思う。サロンのドアを開けると、奥にサンタクロース姿の石橋女流四段が見え、「ああやっぱり…」と私はもらした。この日はクリスマス。サンタ姿は想定内である。ところがうしろを振り返って、ギョッとした。
植山悦行手合い係までが、サンタ帽と白ひげを付けていたからである。しかしニコニコしているわけではなく、(なんで私がこんなものを付けなくちゃならないんだ…)と、ムスッとしているのが、かえって可笑しかった。
この日は石橋女流四段の登場ということもあって会員が多く、昼から6面指しとなった。といっても昼の部は部屋の隅で行われるので、構造上、一度に指導を受けられるのは4人まで。そこで場所を中央に移して対処した。
指導対局開始。私にとっては本局が、金曜サロンでの平手指導対局100局目となる。一昨年3月にサロンデビューしたときは角落ちでのスタートで、女流棋士と平手で指している会員に感心したものだった。そんな自分が、いまは女流棋士に平手で教わっていることに、感慨深いものがある。
ここで中盤の一局面を記す。石橋女流四段の了解は取っていないが、お許し願う。

上手・石橋女流四段:1四金、1五歩、3五歩、4三歩、4四銀、5四歩、6一金、6三歩、7二銀、7三歩、8一桂、8二王、8四歩、9一香、9五歩 持駒:飛、角、桂、歩
下手・一公:1六歩、1九香、2四と、2八飛、2九桂、3七歩、4六銀、4七歩、4九金、5六歩、6五歩、6六銀、6八金、7六歩、7七桂、7八角、8七歩、8八玉、9七歩、9九香 持駒:香

私が2三のと金を2四に引いた局面。次に☗1四とと金を取れば飛車先が通り、下手が優勢になる。
ここで石橋女流四段は☖9六桂と勝負手を指してきた。端の薄さが気にはなっていたが、そこをモロに突かれた。☗8九玉はとても恐くて指せないので☗同歩だが、☖同歩に、9八に受ける1歩がない。私はしぶしぶ☗9八香打と受けたが、以下☖9七角!☗同香☖同歩成☗7九玉☖8八と☗同玉☖9九香成となり、以下いろいろあったが、最後は石橋女流四段に攻め倒されてしまった。
戻って☗9六同歩では、やはり☗8九玉と引くべきだったか。そこで☖8八角☗6九金は下手も相当恐いが、なんとか耐えていそうだ。
いやそれよりも、☗2四とでは☗1五歩、と歩切れを解消しながら金取りに突き出すほうが、上手の☖1五歩を逆用した形にもなり、明快だった。
それならば後の☗9八香打が☗9八歩に替わるので、これなら上手も☖9六桂からの攻めは躊躇したのではないか。
自陣に角を打って☖3四飛を狙う構想だったが実を結ばず、節目の将棋は残念な結果となった。
石橋女流四段の指導対局もひととおり終わり、パーテーションの奥から出てくる。サンタ帽を脱いだばかりだったからか、前髪が持ち上がって額が見え、ちょっとキュートである。私は思わず
「あっ、石橋先生、そ、その髪型…素晴らしいです!!」
と叫んでしまった。すると室内に爆笑が起こり、指導対局中の松尾女流初段が
「やっぱり一公さん、スゴイわあ」
と、感心するように言った。私は何かおかしなことを言っただろうか…。
コメント (9)
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