19日の夜に放送された「どっちの料理ショー・腹ペコ復活祭」(日本テレビ系)を面白く観た。しかし、ナレーターのひとりは立木文彦ではなく、古川登志夫にしてほしかった。パネラーに草ナギ剛がいなかったのも不満。できる限り、オリジナルの番組に近づけてほしかった。
また、いきなりCMに入るので、ストレスが溜まった。こういうCMの入れ方は、もう古いのだ。
注目のジャッジ。私は「餃子&チャーハン」を押したのだが…。
第2期女流王座戦は、1日(日)のアマチュア東日本予選大会に続いて、15日(日)は西日本予選大会が行われた。
今回の予選大会は、29人が参加。うち5人は、関東からの遠征である。なお東日本大会は、愛知(3人)、広島(2人)、兵庫(1人)からの参加があった。
今回の注目は、LPSAツアー女子プロの渡部愛ちゃん、アマ大会常連の田村真理子さん、研修会所属の和田あきちゃん、はなちゃん姉妹。さらに室谷由紀女流初段の実姉・早紀さんというところ。
予選対局開始。遠征組の4人は、3回戦までに2勝を挙げ、決勝トーナメント進出を果たした。高い交通費を払って参加しているので、トーナメント戦には出たいところだ。
室谷早紀さんも、1回戦○、2回戦不戦勝で、トーナメント進出。
決勝トーナメントは2勝ないし3勝で、一次予選への切符が手に入る。まだまだ先は長いのだ。
注目は第3ブロックで、愛ちゃん、あきちゃん、はなちゃんと、遠征組が3人も入ってしまった。もう少しバラけてくれたらと思うが、逆にいえば、これらの誰かが優勝する可能性も高くなったわけだ。
トーナメント戦開始。1回戦では、愛ちゃんが今井絢さん(愛知)を破り、2回戦ではなちゃんとの対戦となった。ただ、このふたりは予選1回戦でも顔を合わせており(愛ちゃん勝ち)、味が悪かった。
この将棋は愛ちゃんが勝ち、決勝進出。決勝戦の3局は以下の組み合わせになった。
第1ブロック:田村真理子アマ(東京)―諏訪景子アマ(大阪)
第2ブロック:堀彩乃アマ(高知)―中谷純子アマ(兵庫)
第3ブロック:渡部愛ツアー女子プロ(東京)―迎琉歌アマ(愛知)
和田姉妹は、決勝に進出ならず。ふたりの将棋は、まだ甘いところがある。今後に期待である。
諏訪景子さんは、名前だけは聞いたことがある。たしか観戦記者をされていると思う。田村さんとは面白い戦いになりそうである。
堀さんは、1日(日)に行われた小学生女子名人戦・四国大会で優勝した、堀彩伽さんのお姉さんだろう。
愛ちゃんは迎さんと。迎さんは東日本大会の決勝で涙を飲んでおり、こちらも負けられない一戦だった。
私はリアルタイム中継に注目する。ところが、「田村-諏訪戦の棋譜は、対局後にアップします」とあり、ズッコケた。ではほかの2局はどうか。決勝戦はとっくに開始されているはずなのに、一向に局面が進まず、イライラした。
しばらく経ったら堀-中谷の中盤戦が突然現れた。しかし渡部-迎戦は見られない。いったい、何がどうなっているのか。いっちゃあなんだが、私が注目しているのは、愛ちゃんと田村さんなのだ。その2局が見られないなら、観戦する意味がない。
けっきょく、渡部-迎戦は開始局面で凍結したまま、終わったようだった。
うああ…。そうなんだ…。どうやらスタッフに、やる気がなかったようだ。期待して損した。女流王座戦の前途は暗い。
それはともかく、決勝戦は、田村さん、堀さん、愛ちゃんが勝って、一次予選進出を決めた。
のちに棋譜を鑑賞したが、田村さんは石田流三間飛車から、苦しい将棋を逆転勝ち。
田村さんは、東日本の決勝では、矢倉を指していた。本局は「2手目三間飛車」だったから、戦法の好き嫌いなく、よく勉強していると思う。いまの女流棋界で、この2つを指せる女流棋士は、数えるほどしかいない。このレパートリーの広さは、大きな魅力である。今後が楽しみな女流アマである。
堀さんは居飛車穴熊に組んで快勝した。イビアナは男性女性問わず、根強い人気がある。それは取りも直さず、勝ちやすいからだ。とくに女性の将棋はそうである。本局、堀さんが穴熊に無事潜った時点で、8割方勝負は決まった。
愛ちゃんは相矢倉から快勝。いや、完勝だった。しかし愛ちゃんの実力からすれば、一次予選進出は当然。まだスタート地点に立ったにすぎず、ここからの勝負が大切である。
今回、一次予選に進んだ3人のうち、遠征組が2人もいた。地元組がだらしないともいえるが、関西のファンからしたら、関東組が乗り込んできて、一次予選の切符2席をさらっていったように見え、面白くなかっただろう。
勝負事は、負けたらその場を去るべきだ。女流王座戦は関東予選と関西予選があるが、関東(関西)予選で負けても関西(関東)予選がある、というのは味が悪い。参戦できるのはどちらかひとつ、と改正したらどうだろうか。
それはともかく、一次予選に進出した皆さま、おめでとうございます。女流プロとの対局では、持てる力を全部出して、大暴れしてください。
また、いきなりCMに入るので、ストレスが溜まった。こういうCMの入れ方は、もう古いのだ。
注目のジャッジ。私は「餃子&チャーハン」を押したのだが…。
第2期女流王座戦は、1日(日)のアマチュア東日本予選大会に続いて、15日(日)は西日本予選大会が行われた。
今回の予選大会は、29人が参加。うち5人は、関東からの遠征である。なお東日本大会は、愛知(3人)、広島(2人)、兵庫(1人)からの参加があった。
今回の注目は、LPSAツアー女子プロの渡部愛ちゃん、アマ大会常連の田村真理子さん、研修会所属の和田あきちゃん、はなちゃん姉妹。さらに室谷由紀女流初段の実姉・早紀さんというところ。
予選対局開始。遠征組の4人は、3回戦までに2勝を挙げ、決勝トーナメント進出を果たした。高い交通費を払って参加しているので、トーナメント戦には出たいところだ。
室谷早紀さんも、1回戦○、2回戦不戦勝で、トーナメント進出。
決勝トーナメントは2勝ないし3勝で、一次予選への切符が手に入る。まだまだ先は長いのだ。
注目は第3ブロックで、愛ちゃん、あきちゃん、はなちゃんと、遠征組が3人も入ってしまった。もう少しバラけてくれたらと思うが、逆にいえば、これらの誰かが優勝する可能性も高くなったわけだ。
トーナメント戦開始。1回戦では、愛ちゃんが今井絢さん(愛知)を破り、2回戦ではなちゃんとの対戦となった。ただ、このふたりは予選1回戦でも顔を合わせており(愛ちゃん勝ち)、味が悪かった。
この将棋は愛ちゃんが勝ち、決勝進出。決勝戦の3局は以下の組み合わせになった。
第1ブロック:田村真理子アマ(東京)―諏訪景子アマ(大阪)
第2ブロック:堀彩乃アマ(高知)―中谷純子アマ(兵庫)
第3ブロック:渡部愛ツアー女子プロ(東京)―迎琉歌アマ(愛知)
和田姉妹は、決勝に進出ならず。ふたりの将棋は、まだ甘いところがある。今後に期待である。
諏訪景子さんは、名前だけは聞いたことがある。たしか観戦記者をされていると思う。田村さんとは面白い戦いになりそうである。
堀さんは、1日(日)に行われた小学生女子名人戦・四国大会で優勝した、堀彩伽さんのお姉さんだろう。
愛ちゃんは迎さんと。迎さんは東日本大会の決勝で涙を飲んでおり、こちらも負けられない一戦だった。
私はリアルタイム中継に注目する。ところが、「田村-諏訪戦の棋譜は、対局後にアップします」とあり、ズッコケた。ではほかの2局はどうか。決勝戦はとっくに開始されているはずなのに、一向に局面が進まず、イライラした。
しばらく経ったら堀-中谷の中盤戦が突然現れた。しかし渡部-迎戦は見られない。いったい、何がどうなっているのか。いっちゃあなんだが、私が注目しているのは、愛ちゃんと田村さんなのだ。その2局が見られないなら、観戦する意味がない。
けっきょく、渡部-迎戦は開始局面で凍結したまま、終わったようだった。
うああ…。そうなんだ…。どうやらスタッフに、やる気がなかったようだ。期待して損した。女流王座戦の前途は暗い。
それはともかく、決勝戦は、田村さん、堀さん、愛ちゃんが勝って、一次予選進出を決めた。
のちに棋譜を鑑賞したが、田村さんは石田流三間飛車から、苦しい将棋を逆転勝ち。
田村さんは、東日本の決勝では、矢倉を指していた。本局は「2手目三間飛車」だったから、戦法の好き嫌いなく、よく勉強していると思う。いまの女流棋界で、この2つを指せる女流棋士は、数えるほどしかいない。このレパートリーの広さは、大きな魅力である。今後が楽しみな女流アマである。
堀さんは居飛車穴熊に組んで快勝した。イビアナは男性女性問わず、根強い人気がある。それは取りも直さず、勝ちやすいからだ。とくに女性の将棋はそうである。本局、堀さんが穴熊に無事潜った時点で、8割方勝負は決まった。
愛ちゃんは相矢倉から快勝。いや、完勝だった。しかし愛ちゃんの実力からすれば、一次予選進出は当然。まだスタート地点に立ったにすぎず、ここからの勝負が大切である。
今回、一次予選に進んだ3人のうち、遠征組が2人もいた。地元組がだらしないともいえるが、関西のファンからしたら、関東組が乗り込んできて、一次予選の切符2席をさらっていったように見え、面白くなかっただろう。
勝負事は、負けたらその場を去るべきだ。女流王座戦は関東予選と関西予選があるが、関東(関西)予選で負けても関西(関東)予選がある、というのは味が悪い。参戦できるのはどちらかひとつ、と改正したらどうだろうか。
それはともかく、一次予選に進出した皆さま、おめでとうございます。女流プロとの対局では、持てる力を全部出して、大暴れしてください。