一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

第73期順位戦・昇降級者予想

2014-06-03 00:05:48 | 勝敗予想
2日のTBS系「ホワイト・ラボ~警視庁特別化学捜査班~」。重要参考人が「日暮里の本屋にいた」と証言したが、日暮里駅近辺に本屋はありません…(駅構内にはある)。
また「警視庁南平班~七人の刑事~」では、事件関係者が長崎県の軍艦島に行き、あろうことか建物の中に入っていた。だが一般人は、建物には入れません…。

第73期順位戦は、5日のB級1組順位戦から開幕する。きょうは名人挑戦者と、各クラスの昇降級者を予想する。

A級:
名人挑戦・渡辺明棋王・王将
降級・久保利明九段、阿久津主税八段
名人挑戦者は渡辺二冠とした。渡辺二冠も30歳。そろそろ名人戦の舞台にも登場しないとヤバイだろう。
降級者はまったく分からない。誰も落ちないんじゃないか。

B級1組:
昇級・屋敷伸之九段、豊島将之七段
降級・谷川浩司九段、藤井猛九段
屋敷九段はA級の格になった。順位1位は大きく、即復帰すると思う。
豊島七段は順位もいいし、今期こそ、という感じ。
降級の一番手は谷川九段とした。会長職が忙しく、将棋の研究まで手が回らないだろうと判断したからだ。
もうひとりは藤井九段。現代の将棋界では、振り飛車党は苦しいのではないか。

B級2組:
昇級・稲葉陽七段、糸谷哲郎六段
このクラスは、昇級予想が簡単なような、難しいような…。飯島栄治七段、稲葉七段、糸谷六段の3人が有力と思うが、通算勝率のよい稲葉七段、糸谷六段を選んだ。ただ、両者は2回戦で衝突するのが引っ掛かる。しかししょうがない。

C級1組:
昇級・中村太地六段、菅井竜也五段
中村六段と菅井五段の昇級を予想する人は多いだろう。両者は今期対戦はないし、最悪どちらかは昇級すると思う。

C級2組:
昇級・永瀬拓也六段、千田翔太四段、三枚堂達也四段
永瀬六段は棋王戦で羽生善治名人を連破し、その実力は折り紙つき。順位戦の最下位クラスは早く脱出しなければならない。
千田四段は王位戦での活躍が鮮烈だった。C級2組でも手堅く星を稼ぐのではないか。
もうひとりは三枚堂四段とした。弱冠二十歳はやはり強みだ。星を計算できる対局相手も多く、一気のまくりもあると見る。

昨年、一昨年と、3人しか当たらなかったので、今年はもう少し正解を増やしたい。

順位戦は持ち時間6時間の長丁場。己の実力を示すには十分の時間であろう。今期も熱い戦いを期待しております。
コメント (2)
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