一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

竹俣紅先生、16歳のお誕生日おめでとうございます!!

2014-06-27 00:13:15 | 女流棋士
きのうの女流王座戦は、島井咲緒里女流二段と室谷由紀女流初段の美女対決。中継を楽しみに見たが、序盤、室谷女流初段が▲3六歩△同歩▲同金と自ら高美濃を崩しにいったのでビックリした。それでも3三にと金を作り、早くも先手必勝に見えた。
室谷女流初段はさらに▲5五歩~▲5六銀~▲4五銀と元気な動き。しかしその直後、△4八歩と打たれ、一遍に勝負将棋になってしまった。
▲5五歩以下の手順は、歩切れの相手に歩を渡し、銀もソッポに行って、あまり得ではなかったと思うがどうか。たぶん、大野教室の生徒は誰も指さない気がする。
最終的に室谷女流初段が勝つには勝ったが、先行き不安に思った。

きょう6月27日は、竹俣紅先生の16歳のお誕生日。おめでとうございます!!
以前も書いたが、竹俣女流2級を初めて拝見したのは7年前である。2007年6月、LPSA発足イベントが東京新宿であったとき、石橋幸緒さんとのお好み対局に登場した。当時は小学生だった。
そのときは飛車落ち戦で、中盤にやや甘いところはあったが、終盤はキラリと光る手を指し、このコは強くなると思った。なおこのときの模様は「将棋ペン倶楽部」に寄稿し、石橋―竹俣戦の模様は、当ブログにも再掲した。
それから5年4か月後、紅ちゃんは果たして女流棋士となる。現在までの戦績はパッとしないが、竹俣女流はアマチュア時代の活躍があるためすでに「女流2級」で、研修会戻りはない。ないが、いま竹俣女流2級に課せられた使命は、将棋(と学校)の勉強、勉強、勉強である。女流棋士は人気が出ても、強くなければ話にならない。竹俣女流2級には、この両立を果たしてほしいのである。
それにしても16歳は若い。16歳といえば、「私の16歳」である。「センチメンタル・ジャーニー」である。「NAI・NAI16」である。若さはこれ以上ない武器だ。いろいろ書いたが竹俣先生、人生の真白なキャンバスに、思いっきり素敵な絵を描いてください。
コメント (2)
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