一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

またもさびしい東十条囲碁将棋サロン

2014-06-14 11:40:46 | 東十条囲碁将棋サロン
13日(金)は1か月ぶりのジョナ研(王子神谷店)があった。私は相変わらず精神的に参っているのだが、参加の意向を示した。
ジョナサンへ行く前に、例によって東十条囲碁将棋サロンで一局である。
サロンに入る前に、ディスカウントショップで500mlのペットボトルを調達する。75円。
サロンは、前回は午後6時間際に入って600円だったので、今回は確信犯的に6時を過ぎて入場し、割引料金の600円を払った。
場内ではHon氏が囲碁を打っていた。ほかに将棋客はおらず、彼に囲碁を打たれると、私が手持無沙汰になってしまう。仕方がないから、きょうも将棋の本を読む。谷川浩司九段の振り飛車の本が面白く、これをずっと読んでいてもよかったのだが、Hon氏の囲碁が終わり、私と対局開始となった。世間ではいまの時間もバリバリ働いている人が大半だというのに、私たちはのんきに将棋。うらぶれている。
Hon氏の四間飛車に、私は棒銀。山田定跡は、Hon氏の研究範囲だと思った。
本譜、▲3四歩△同銀▲3八飛△4五歩▲3三角成に、Hon氏が△同桂と取ったのでビックリした。これでは▲3四飛で、銀の丸得である。しかしHon氏は△4三金と上がって平然としている。よく分からなかった。
ともかくこれで私が必勝となったのだが、終盤緩んだ私が△8七香成を許し、▲6八玉(▲同玉は△6九竜と金を取られる)に△7六桂▲5七玉△6九竜と金を取られては、一遍に先手が悪くなった。
この将棋を負けるのか…と呆れながら指し続けたのが以下の局面である。

先手・一公:1七歩、2一竜、3七桂、4七歩、5四角、5五金、5六歩、5七玉、5八金、7三と、7七馬、8五桂、9六歩、9九香 持駒:香、歩6
後手・Hon氏:1一香、1三歩、3四銀、3八歩、4五歩、5一歩、5二銀、6一金、6九竜、7五歩、7六桂、8三銀、9一香、9二玉、9四歩 持駒:金、銀、桂、歩
(▲7七馬まで)

以下の指し手。△8四銀▲6五角 まで、一公の勝ち。

▲7七馬と成香を払ったところ。一応▲9三香の詰めろだが、自玉があぶない。
そこでよく見ると、△6六金▲同馬△6八銀▲同金△同竜までの詰みが発生しているのに愕然とした。
ところがHon氏はなかなか指さない。△6六金の発見はHon氏なら容易のはず。訝しく思っていると、△6八銀には▲6七玉とよろけて詰まないのだ。
Hon氏は熟考後△8四銀。私はすぐ▲6五角と引いたが、その瞬間▲8一角成△同玉▲8三香の詰みがあるのに気付いた。まったく、中盤以降の私はどうかしていた。
もっとも本譜でもHon氏の投了となった。
感想戦では、Hon氏が▲3四飛と銀を取らせても△4三金で指せると見ていたのが、意外だった。いやさすがに銀得では、こちらがいいと思う。
ちょっと早いが、ジョナサンに向かうことにする。きょうの参加は3名の予定だが、このジョナ研が衝撃的な一夜になろうとは、このときの私は知る由もなかった。
コメント (4)
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