一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

「LPSA麹町将棋サロンin DIS」に思うこと

2014-06-18 00:19:59 | 将棋雑考
先日LPSAから、7月から行われるLPSA将棋サロンの案内状がきた。
見ると、場所を千代田区麹町に移し、その名も「LPSA麹町将棋サロンin DIS」として活動するとのことだった。
その他変更点もあったので、この際だから、駒込サロン・芝浦サロンとの比較をしてみよう。

<駒込サロン>
開催日:毎週金曜
開講時間:14時~21時
予約:必要なし
最大多面指し:6人
料金:一般・3,500円 ファンクラブ会員・3,000円
備考:月決め10,000円。午後7時からは割引料金適用で2,000円。女流棋士と最大2局指せる。客同士の自由対局あり。とくに時間制限はないので、ある程度長考できる。

<芝浦サロン>
開催日:毎週月・水・金
開講時間:14時~15時30分~17時~18時30分、19時30分~21時
予約:なるべくする
最大多面指し:6人
料金:一般・4,000円 ファンクラブ会員・3,500円
備考:おかわり対局1,000円。自由対局は原則的になし。1回あたりの対局時間が決められているが、時間をオーバーしても大目にみてくれる。ただし21時終了は厳守。

<麹町サロン>
開催日:原則的に毎週木曜
開講時間:15時~17時、18時30分~20時30分
予約:完全予約制
最大多面指し・4人
料金:一般・5,000円 ファンクラブ会員・4,000円
備考:各部2時間で強制終了。時間に余裕があれば2局目も可。

この数字だけ見ると、芝浦から麹町へは、わずかな値上げのように思える。しかし細かく見ていくと、そうとも言えないところがある。ちょっと検証してみよう。
まず、上には書かなかったが、麹町サロンには「入場料(指導対局なし)1,500円」という項目がある。実はこれは、駒込や芝浦にもあった。ただそれは、指導対局料金に含まれていた。今回もそうあってほしいが、W氏などは別料金と考えているようだ。
もし別料金とすると、一般料金は6,500円になってしまう。…いや、やっぱりそれはないだろう。中堅女流棋士に将棋を教えていただいて、一局6,500円…。いくら何でも、それはない。
麹町サロンでは、2部に分けて指導対局が行われる。各部の中では時間の許す限り指導対局が可能だが、では別の部の女流棋士にも指導を仰ぎたい場合はどうするか。
芝浦サロンでは1,000円で「おかわり対局」があったが、麹町サロンではその記述がない。そこで無理に教えてもらおうとすれば、各部を分けて考えることになり、新たに丸々5,000円(ないしは4,000円)を払う必要があると思われる。となると、1日2部通しで10,000円か!? 1か月(4週間)で、最大40,000円!?
説明が前後したが、麹町サロンは、同所で行われている「ダイヤモンド囲碁サロン(DIS)」内で営業する形となる。ということは17時から18時半までの空白の時間は、サロンから追い出されてしまう可能性が高い。よって、各部が明確に分かれる可能性も高いのである。
話を戻すが、駒込サロンは、月決め10,000円だった。麹町サロンはほぼ同じ条件だと、何と4倍にハネ上がることになる。
対局時間も、駒込サロンでは時間制限なし。芝浦サロンは1回1時間半だったが、先日の同サロンでは17時の回を予約した客が、1局だけで3時間以上も粘っていたケースもあった。
しかし麹町サロンではそれができない。時間が来たら、ハイサヨウナラ、となる。
これではあまりにも救いがないが、麹町サロンは、芝浦サロン以上の高級感を約束している。あこがれ?の女流棋士とゆったり一局。これはこれで優雅なひとときであろう。
しかし、それなら私はお呼びでない感じだ。数年前ならいざ知らず、いまの私は名より実を取るからである。多少部屋は汚くても(ああ失礼)、大野教室のほうが数倍勉強になる。同じおカネを使うなら、ノータイムでこちらを選ぶ。
さらに書けば、これは個人的なことなのだが、拙宅から麹町へは、JR四ツ谷駅から新宿通りを歩いて行くのがベストなのだが、その通り道に、私が以前勤務していた会社があるのだ。私はこの会社を半ば不貞腐れて辞めたので、あまりその前を通りたくないし、バッタリ役員連中とも会いたくない。まあ向こう側の歩道を歩けばいいのだが、積極的に訪れたくない場所ではあるのだ。
7月、私はどうするだろうか…。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする