少年少女の自殺が後を絶たない。理由はもちろん、学校でのイジメである。日本に生まれて輝く未来、それなのに自殺の道まで追い込まれた子供の心情を思うと、哀れでならない。
こういった「事件」が起きると、学校は決まって「イジメはなかった」とシラを切る。しかしどこの学校にも、イジメはある。人間はもともと、ヒトの不幸をよろこぶ生き物なのだ。ヒトが苦しむ様を見て楽しむのが人間なのだ。それは大人の世界でも根源的には変わらない。
だから親の立場として、我が子がイジメに遭っていないかどうか、常日頃注視していなければならない。
なおこういう場合、教師に期待してはならない。教師は勉強を教えるのが仕事で、それ以外のカネにならない厄介ごとなど、ハナから解決する気がないからだ。
話を戻すが、難しいのは、イジメに遭っている子は、親には言わないことだ。
イジメに遭う子は心根が優しく、子供なりのプライドもあるので、親に心配をかけまいと、口をつぐむ。
以前ある小学校で、イジメに遭っている子を守るため、給食の時間になると先生の隣で食べさせていたケースがあった。これなど子供のプライドをズタズタにする最たるもので、さらし者以外のナニモノでもない。やがてこの子供は自殺した。
教師のやることなど、こんな程度である。
もしイジメが判明したら、逃げればよい。すなわち、学校に行かなければよい。それを親がきつく言うべきである。間違っても、イジメに立ち向かえ、などと言ってはならない。
学校に行けば周りは全員敵なのだ。すなわち1対30の多面指しをやらされるようなもので、こんな状況に子供が耐えられるわけがない。必ずつぶされる。
話を戻すが、学校を休ませるにあたっては、その罪悪感を親がほのめかさないことだ。「逃げる」と書いたが、一時的な「撤退」だ。いわば穴熊に潜るようなものである。子供が穴に潜ったら、金銀(両親)が玉(子供)を守ることである。
しかし休むことが続いたら、出席日数が足りなくなる。将来的には、転校も視野に入れるべきである。本当に逃げてしまうわけである。いろいろ面倒な手続きが要るだろうが、子供に死なれるよりはマシである。
もちろん転校の際も、子供に負い目を感じさせないことである。あくまでも親の都合とするべきだ。子供は環境が変わって戸惑うだろうが、前の学校は敵だらけなんだから、新しい世界を受け入れてくれるはずだ。
世界中が敵になっても、親だけは子供の味方である。それが一番、子供を安心させる。子供を守れるのは親しかいない。それを肝に銘じるべきである。
こういった「事件」が起きると、学校は決まって「イジメはなかった」とシラを切る。しかしどこの学校にも、イジメはある。人間はもともと、ヒトの不幸をよろこぶ生き物なのだ。ヒトが苦しむ様を見て楽しむのが人間なのだ。それは大人の世界でも根源的には変わらない。
だから親の立場として、我が子がイジメに遭っていないかどうか、常日頃注視していなければならない。
なおこういう場合、教師に期待してはならない。教師は勉強を教えるのが仕事で、それ以外のカネにならない厄介ごとなど、ハナから解決する気がないからだ。
話を戻すが、難しいのは、イジメに遭っている子は、親には言わないことだ。
イジメに遭う子は心根が優しく、子供なりのプライドもあるので、親に心配をかけまいと、口をつぐむ。
以前ある小学校で、イジメに遭っている子を守るため、給食の時間になると先生の隣で食べさせていたケースがあった。これなど子供のプライドをズタズタにする最たるもので、さらし者以外のナニモノでもない。やがてこの子供は自殺した。
教師のやることなど、こんな程度である。
もしイジメが判明したら、逃げればよい。すなわち、学校に行かなければよい。それを親がきつく言うべきである。間違っても、イジメに立ち向かえ、などと言ってはならない。
学校に行けば周りは全員敵なのだ。すなわち1対30の多面指しをやらされるようなもので、こんな状況に子供が耐えられるわけがない。必ずつぶされる。
話を戻すが、学校を休ませるにあたっては、その罪悪感を親がほのめかさないことだ。「逃げる」と書いたが、一時的な「撤退」だ。いわば穴熊に潜るようなものである。子供が穴に潜ったら、金銀(両親)が玉(子供)を守ることである。
しかし休むことが続いたら、出席日数が足りなくなる。将来的には、転校も視野に入れるべきである。本当に逃げてしまうわけである。いろいろ面倒な手続きが要るだろうが、子供に死なれるよりはマシである。
もちろん転校の際も、子供に負い目を感じさせないことである。あくまでも親の都合とするべきだ。子供は環境が変わって戸惑うだろうが、前の学校は敵だらけなんだから、新しい世界を受け入れてくれるはずだ。
世界中が敵になっても、親だけは子供の味方である。それが一番、子供を安心させる。子供を守れるのは親しかいない。それを肝に銘じるべきである。