21日(土)は、現役女子高生との会食があった。当初、当日は別の予定があったのだが、女子高生との食事なら、万難を排して臨む。
数か月前この話が持ち上がった時は、私ひとりで愉しみたかったのだが、なぜかW氏とHon氏も合流することになった。私は複雑な気分だが、もっとも今日の店は、彼らがセッティングしたものだ。私は待ち合わせ場所の川口駅に行くだけである。
私はその前に新宿伊勢丹に寄り、プレゼントを買った。私が女性に貢ぐ時、贔屓にしているのが伊勢丹である。とくに理由はないが、なぜか伊勢丹なのである。
カジュアルな服装でいいということで、私は普段着である。駅で合流し、店に向かう。今回は洋食の店である。店に入り、着席。ではここで、席の配置を記しておこう。
Hon 女子
□
W 一公
壁
向かいに女子高生、という状況は私の人生でかなり珍しく、かつて渡部愛女流初段のケースがあったかどうか。
今回の女子高生と会うのはかなり久しぶりで、ちょっと大人びた感じである。ふだんは意識しないのに、妙にドキドキしてしまう。
食事はコース料理を頼む。前菜はサラダと魚料理で、野菜は北海道産、アジは鹿児島産…と、スタッフ氏が説明してくれる。
箸で食べるから気取らなくてもいいが、厳密に言えばテーブルマナーに反しているところもあると思う。ハムを半分噛んで皿に戻したのは、明らかにマナー違反だ。
「あのー、来年の3月19日、空いてますか?」
と彼女。よく分からないが、私ははい、と答えるしかない。
その日は彼女の所属する団体のイベントがあるらしく、その参加を所望されてしまった。女子高生の頼みでは、即陥落であった。
スープはコンソメ系。真っ白な大皿の中心にストン、と穴が開いていて、そこにスープが浮かんでいる。こんなオシャレな皿、テレビ以外で初めて見た。
メイン料理は肉料理で、出されたのは鶏だと思う。今回はスタッフ氏の説明がなかったのだ。切るのにナイフを使ったけれど、箸でも切れるくらいやわらかい。かけられたソースも、美味かった。
食後のデザートを愉しみながら、雑談。彼女は室谷由紀女流二段と知り合いだそうで、室谷女流二段は気さくなひとらしい。私は室谷女流二段と言葉を交わしたことは一度もないが、そうだろうなと思う。
「○○さんなんか、ムラッとしますよねえ」
とうっかり口を滑らせたら、彼女にすっかりイヤな顔をされてしまった。中年が3人そろうと、すぐこういう話になるからいけない。
1時間あまりで、食事会終了。いや、楽しい時間だった。現役女子高生さん、ありがとう。
さて、彼女が今後、もっと豪華な食事を望むなら、これからの仕事を頑張るしかない。ご褒美として私がごちそうしないまでも、周りがセッティングしてくれるはずである。
数か月前この話が持ち上がった時は、私ひとりで愉しみたかったのだが、なぜかW氏とHon氏も合流することになった。私は複雑な気分だが、もっとも今日の店は、彼らがセッティングしたものだ。私は待ち合わせ場所の川口駅に行くだけである。
私はその前に新宿伊勢丹に寄り、プレゼントを買った。私が女性に貢ぐ時、贔屓にしているのが伊勢丹である。とくに理由はないが、なぜか伊勢丹なのである。
カジュアルな服装でいいということで、私は普段着である。駅で合流し、店に向かう。今回は洋食の店である。店に入り、着席。ではここで、席の配置を記しておこう。
Hon 女子
□
W 一公
壁
向かいに女子高生、という状況は私の人生でかなり珍しく、かつて渡部愛女流初段のケースがあったかどうか。
今回の女子高生と会うのはかなり久しぶりで、ちょっと大人びた感じである。ふだんは意識しないのに、妙にドキドキしてしまう。
食事はコース料理を頼む。前菜はサラダと魚料理で、野菜は北海道産、アジは鹿児島産…と、スタッフ氏が説明してくれる。
箸で食べるから気取らなくてもいいが、厳密に言えばテーブルマナーに反しているところもあると思う。ハムを半分噛んで皿に戻したのは、明らかにマナー違反だ。
「あのー、来年の3月19日、空いてますか?」
と彼女。よく分からないが、私ははい、と答えるしかない。
その日は彼女の所属する団体のイベントがあるらしく、その参加を所望されてしまった。女子高生の頼みでは、即陥落であった。
スープはコンソメ系。真っ白な大皿の中心にストン、と穴が開いていて、そこにスープが浮かんでいる。こんなオシャレな皿、テレビ以外で初めて見た。
メイン料理は肉料理で、出されたのは鶏だと思う。今回はスタッフ氏の説明がなかったのだ。切るのにナイフを使ったけれど、箸でも切れるくらいやわらかい。かけられたソースも、美味かった。
食後のデザートを愉しみながら、雑談。彼女は室谷由紀女流二段と知り合いだそうで、室谷女流二段は気さくなひとらしい。私は室谷女流二段と言葉を交わしたことは一度もないが、そうだろうなと思う。
「○○さんなんか、ムラッとしますよねえ」
とうっかり口を滑らせたら、彼女にすっかりイヤな顔をされてしまった。中年が3人そろうと、すぐこういう話になるからいけない。
1時間あまりで、食事会終了。いや、楽しい時間だった。現役女子高生さん、ありがとう。
さて、彼女が今後、もっと豪華な食事を望むなら、これからの仕事を頑張るしかない。ご褒美として私がごちそうしないまでも、周りがセッティングしてくれるはずである。