第７回・勝手にマッカラン勝負

相当迷ったのだが、今年も「勝手にマッカラン勝負」を行うことにした。
これは倉敷藤花戦のトーナメント表をお借りし、LPSA所属の女流棋士の勝ち数に応じて「LPSAサポーター」に寄付をする、というものである。
同制度は１口3,000円。LPSAの女流棋士が１勝するごとに１口乗り、LPSA女流棋士の勝敗がすべて決した時点で、勝数と同じ口数額を振り込む。例えば５勝で終わったら、3,000円×５口で15,000円となるわけだ。
このルーツはだいぶ昔、上川香織女流二段に指導対局をいただいた時、上川女流二段の私との成績に応じて、私が勝手にマッカランを進呈したことにはじまる。以降対象者をLPSA女流棋士全員に拡げ、その年ごとに条件や賞品をマイナーチェンジした。
賞品が現在の「LPSAサポーター」になったのは２年前からだが、２年前は７勝（つまり７口）で21,000円、昨年は３勝（３口）で9,000円の寄付をさせていただいた。昨年は安くあがって本当に助かった。
では今期（第26期）の対戦カードを見てみよう。

中倉宏美女流二段VS小高佐季子女流２級
船戸陽子女流二段VS山口絵美菜女流１級
上川香織女流二段VS高浜愛子女流２級
島井咲緒里女流二段VS頼本奈菜女流１級
渡部愛女流二段VS中澤沙耶女流初段
大庭美樹女流初段VS伊奈川愛菓女流初段
堀彩乃女流２級VS野原未蘭アマ

１回戦でLPSAが全勝するかもしれないし、全敗するかもしれない。ただ今年は、「７人で９勝」の覚悟はしている。もちろん渡部女流二段あたりが挑戦者になる可能性もあるわけで、そうなったら私の寄付金は30,000円を越えてしまうだろう。
私はLPSAを応援しているが現在無職でもあるし、こと「マッカラン勝負」に関しては、LPSA女流棋士の負けを願っているのである。
今期の倉敷藤花戦のLPSA女流棋士一番手は、16日（金）の島井女流二段。
皆様、悔いのない戦いをしてください。