一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

冬の北海道旅行2018・11

2018-03-08 00:53:06 | 旅行記・北海道編
私は右手、すなわちチアリーディング部のほうに行った。ライブを見なかった場合、どちらを後悔するかと考えたら、チアを見ないほうがより後悔すると思った。ゴスペルは来年聴けばよい。
空はすっかり暗くなっている。2丁目は道新氷の広場。大氷像は「Happy Birthday! Hokkaido.」で、高名なパティシエさんが北海道の野生動物をデザインしている。
1丁目はJ:COMひろば。スケートリンクが設けられ、ミニステージではイベントがある。チアはここで行われるのだ。ただJ:COMイベントは、撮影禁止のケースがある。そうなったらそうなったで仕方ないと思った。
18時になりイベントが始まった。J:COM配信の「ジモステLIVE!」という30分番組で、今回は「文化祭編」。ほかに地元小学校の吹奏楽部などが出場するらしい。
観光客は適度にいたが、混雑はしていなかった。司会の女性が登場し、ちょっとこちらもワクワクする。
1番手は市立月寒小学校の吹奏楽部による演奏。実に堂々とした演奏で、聴き入った。
2番手はブロコ札幌というサンバチーム。演者は20代の男女数人で、いろいろな打楽器で演奏する。と、それだけでリズミカルな曲になった。素晴らしい!
サンバといえば羽根を付けたおねえさんをイメージするが、さすがにこの気温では登場なし。だけど束の間の夏気分を味わい、楽しかった。
トリはいよいよ札幌国際大学チアリーディング部「SERAPHS」の登場である。事前の説明では彼女らは、北海道日本ハムファイターズの試合などで踊っている、とのことだった。
チアは7人。チアではおなじみの曲、STEPSの「5,6,7,8」がかかり、みなは軽快に踊る。ハイキック!
おおーっ!! …この瞬間、私の1丁目選択は正しかったことを確信した。
次、というか最後の曲は「YMCA」だ。チアの1人が「Y」「M」「C」「A」のポーズを講義する。そして彼女らは軽快に踊った。
私は眼福で、大満足である。まさか1回の旅行で2度もチアを見られるとは思わなかった。



隣接のさっぽろテレビ塔に行くと、展望台観覧、すなわちエレベーター待ちの観光客が列を作っていた。しかし函館山に比べればかわいいもので、これは行列のうちに入らない。
展望台料金は720円。五稜郭タワーほどの額ではないが、私は今回見送った。
なおJ:COMステージでは19時30分から、A応Pのミニライブがある。A応Pはアニメ「おそ松さん」の主題歌を歌うアイドルグループで、昨年は7丁目か8丁目だかでライブを行っていた。
今回は観覧に整理券が必要で、かつ今からステージ前で待たなければならないという。私にそんな時間はないので、今回は失礼する。
各丁目の雪像はライトアップされて、幻想的になっている。







オフィシャルグッズ売り場で、また絵ハガキを買う。さっきは夏子さん用、今回は私用である。
5丁目東・ふれあいアート広場は、「Pacific Music Festival」。例の偉人?が彫られた雪像で、今はステージでミュージカルをやっていた。今は経費削減で珍しくなったが、昔はこんなイベントがあっちこっちで行われていたのだ。
食の広場では、菓子パンが半額の50円で売られていた。最終日の夜になって、ついにバーゲンセールが始まったのだ。私は2つ買う。これで100円は、やはり安いのだろう。
ためしに1丁目に戻ったが、A応Pは撮影禁止とのこと。やはり並ばなくてよかったと思う。
再び12丁目方向に向かい、8丁目の薬師寺大講堂はプロジェクションマッピング。現代はこれで観光客を集客できる。
11丁目・雪ミクの雪像もライトアップされていた。その前にはファンと思しき人で黒山になっていた。これから誰か出るのだろうか? だが雪像前で踊るスペースもない。私は最前列の人に聞いてみる。
「これから初音ミクの歌が流れるんですよ。どうぞ、今なら雪像の前で撮影して大丈夫ですから」
?? 私は意味が分からない。アイドルとかが出るならともかく、ただ歌が流れて(たぶん)色の演出があるだけで、場所取りをしているのか?
演奏が始まると、雪像の手前、というか私の後方で、ペンライトを持ったファンらが踊り始めた。
…アレ? この光景、前も見たことある!!
みなは声を揃えて激しく踊る。まるで雪像では、三次元の初音ミクが踊っているかのようだ。
曲が終わり、彼らは「いい汗かきました」「来年もここでお会いしましょう」とか言い、握手を交わした。この気持ちは分からぬではない。私は妙に感動してしまった。











食の広場に戻り、半額の300円になっていたザンギを買う。しかし私の前にいたおっちゃんが、ザンギを購入後も店員に何かつぶやき、その場を去ろうとしない。
どうもおっちゃんは、この店の本店はどこか、北海道の支店はどこにあるのか、を聞いていたようだった。
ただ、それを聞いてどうするのかという問題もあって、店員も面倒くさそうに返答していた。確かにこの手の客は困りものである。
そういえば昼に絵ハガキを買った時も、おっちゃんが店員に何かつまらないことを聞いていた。私は歳を取っても、ああいう老人にはなりたくない。
ザンギは温め直すため、店頭に並べられていたものを二度揚げした。これじゃあ揚げすぎになるのではと私は危惧したし、しかも貰ったザンギは、量が少なくなっていた。
食べてみると案の定、カリカリだった。店には悪いが、これは300円相当だった。
別の店でしょう油ラーメンも注文する(700円→350円)。これ、店員がビニール袋から麺を出していたのが微妙で、市販の生麺の気もする。私はどこかの製麺会社から仕入れていると思ったから、意外だった。
しょう油ラーメンはまずまずの味だったが、やはりくどい。みそラーメンを頼むのだった。
以上、軽食ながら晩メシも食べ、これで今年のさっぽろ雪まつりは終了である。
私は「東横イン札幌駅南口」に向かう。これが道に迷ってしまい、誤って「北口」に着いてしまった。フロントで「南口」を聞き、やっと到着する始末だった。
チェックインし、1日歩き回った私は放心状態。2時間ばかり何もせず、ぼーっとした。何だか、ネットカフェがすごく恋しくなった。
人心地がついて我に返ると、昼間まんだらけで買ったマンガ週刊誌は、私がすでに持っていたものだと気が付いた。
これ、どうしようか…。
(つづく)
コメント
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