一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

連続挑戦(後編)

2018-10-13 00:28:06 | データ
今日は、連続挑戦の「1日制五番勝負編」。


・棋聖戦

1965年 第7期 大山康晴棋聖 3-2 二上達也八段
1966年 第8期 大山康晴棋聖 1-3 二上達也八段

1967年 第11期 山田道美棋聖 3-2 中原誠五段
1968年 第12期 山田道美棋聖 1-3 中原誠六段

1975年 第26期 大山康晴棋聖 3-1 二上達也九段
1976年 第27期 大山康晴棋聖 3-0 二上達也九段

1989年 第55期 中原誠棋聖 3-2 屋敷伸之四段
1990年 第56期 中原誠棋聖 2-3 屋敷伸之五段

1992年 第60期 谷川浩司棋聖 3-1 郷田真隆四段
1992年 第61期 谷川浩司棋聖 3持0 郷田真隆王位

(1992年 第62期 谷川浩司棋聖 1-3 羽生善治竜王)
1993年 第63期 羽生善治棋聖 3千千2 谷川浩司王将
1994年 第64期 羽生善治棋聖 3-1 谷川浩司王将

1995年 第66期 羽生善治棋聖 3-0 三浦弘行五段
1996年 第67期 羽生善治棋聖 2-3 三浦弘行五段

2010年 第81期 羽生善治棋聖 3-0 深浦康市九段
2011年 第82期 羽生善治棋聖 3千0 深浦康市九段


・王座戦

1977年 第25回 中原誠王座 2-0 大内延介八段
1978年 第26回 中原誠王座 2-0 大内延介八段
1979年 第27回 中原誠王座 2-0 大内延介八段
※いずれも準タイトル戦の三番勝負

1993年 第41期 羽生善治王座 3-1 谷川浩司王将
1994年 第42期 羽生善治王座 3-0 谷川浩司王将

1996年 第44期 羽生善治王座 3-0 島朗八段
1997年 第45期 羽生善治王座 3-0 島朗八段

2005年 第53期 羽生善治王座 3千0 佐藤康光棋聖
2006年 第54期 羽生善治王座 3-0 佐藤康光棋聖


・棋王戦

なし。


棋聖戦は、防衛4回、奪取4回。
第11期は、山田棋聖に若き日の中原五段が挑んだ。そこは2連勝3連敗で敗れたが、翌12期に奪取。弱冠20歳だった。なお山田八段はこの2年後、36歳という若さで急逝した。
また56期は、屋敷五段が中原棋聖から奪取。18歳6ヶ月での戴冠は話題となった。
ほかに特筆すべきは1996年の第67期で、若武者三浦五段が、羽生七冠からタイトルの一角をもぎ取った。社会的ニュースになったものである。
王座戦は、タイトル保持者が強すぎる。準タイトル戦時代も含め、中原王座と羽生王座の5回全防衛。
棋王戦は、連続挑戦はなし。本戦トーナメントから5連勝で挑戦権を握れるとはいえ、多くの強豪がひしめいているので、厳しいようだ。
以上、1日制五番勝負も、防衛の割合が高かった。前日の七番勝負編と合わせると、防衛28回、奪取10回で、奪取確率は約3割となる。
コメント
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