一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

2019年冬の北海道旅行・8

2019-04-20 00:07:32 | 旅行記・北海道編
観光案内所で時刻表をもらったので、帰りのバスの時間は把握している。店の近くにバス停があり、次は13時27分の「かっぱライナー」である。定山渓温泉のスタッフの女性が巡回していて、この便は空席があるから乗れる、と言った。
バスは1分遅れで着き、無事乗ることができた。車内ではかっぱライナーを宣伝する放送が何度も入ったが、「かっぱらいナー」と聞こえるのが面白かった。
14時25分、すすきの駅前で降りた。お次は「すすきの氷の祭典」の鑑賞である。旭川からの高速バスもそうだが、バスは観光地のピンポイントまで運んでくれるのがありがたい。
さて氷像はライトアップされた夜が美しいのだが、昼も鑑賞できればそれに越したことはない。
すすきののそれは旭川に比べ氷が平板なのだが、今年は立体的な造りが多い。すすきのも観光客が増え、その気合が氷に乗り移っているようである。
また場所柄、アルコール飲料のメーカーが多いのも面白い。そして、氷像の近い場所にタイトルの札が設置してあるのがいい。これなら、写真を撮った時に分かりやすいのだ。































ひととおり鑑賞したあと、まだ時間があったので、南3条西5丁目にある「まんだらけ」に行った。ここはヴィンテージもののマンガを置いていて、近年は毎年お邪魔している。
入店したが。今年はちょっとほろ苦い。昨年ここで購入した雑誌を、すでに持っているからと、翌日返しに行ったからだ。
同じ本を2冊持ってたっていいのに、もう1冊は本当に欲しい読者の手に渡ったほうがいいと考え直した。しかしそれで私はいくらか損したわけで、そのお人好しぶりに、アホと言うしかない。
その雑誌を見に行ったら、もう売れたのか、なくなっていた。これでよかったのだ、という思いと、返すんじゃなかった、の思いが交錯した。

3時40分ごろ、大通公園に着いた。Natsuki&ブライトサッポロのゴスペルライブは、16時30分から7丁目で行われる。
4丁目の「初音ミク&戸山香澄」は、出入口に覆いがされていて、中が見えない。
3丁目はHTB PARK AIR広場で、「白い恋人PARK AIRジャンプ台」。おなじみ、スノーボードやフリースタイルスキーだが、私はプレイヤーが事故を起こすのではないかとハラハラして、見る気になれない。
2丁目は、中雪像の雪だるまに雪玉を投げて遊ぶゲームが展開されている。もうひとつはMirai yuki広場で、のっぺらぼうの中雪像がある。手持ちのスマホに専用アプリをダウンロードすると、中雪像の初音ミクが見られる仕組みらしい。
だが私はダウンロードなんて面倒臭いことはしたくないので、先を急ぐ。
1丁目はJ:COMひろばで、スケートリンクが併設されている。ここは18時からチアリーディングとキューバダンスがある。これも楽しみだ。
ここで折り返す。
2丁目の雪まつり公式グッズ売り場に、宮宗紫野女流二段によく似た売り子さんがいた。絵ハガキを買うのはここにしようと思うが、とりあえず保留する。
ただ、値段が540円になっていた。絵ハガキはこの30年値段が変わらない優良商品だったが、ついに40円加算された(ただし数年前から、ハガキ枚数は20枚から16枚に減った)。
5丁目サントリーBOSSブースでは缶コーヒーを配っており、ありがたく戴いた。「俺の微糖」は、荒挽き、深煎りでグッとくる。香り高くて、美味かった。
7丁目に着いた。Natsukiさんらはリハーサルの最中だった。今年も100人近くいそうである。
16時30分になり、ライブ開始。私は2年振りの鑑賞である。今年はNatsuki以下、101人の参加だったそう。みな、白のダウンジャケットに青のマフラーがよく映えている。
まず、「We Shall overturn」を歌う。続けて「虹と雪のバラード」。後者は札幌オリンピックのテーマソングで、私の中ではさっぽろ雪まつりにおける、副テーマソングの位置づけである。この曲を聴くと、いつもうるっときてしまう。
黄昏時で、ライトアップされる。3曲目は「Shabach! Hallelujah」。4曲目は、曲名を忘れた。そして最終5曲目は「Oh Happy Day」である。これは映画「天使にラブソングを2」の挿入歌で、「Joyful Joyful」と並び、このステージでの定番である。
チームは時間いっぱいまで歌ってくれ、その歌声に感動した。













チアは18時からなので、11丁目まで行ってみる。初音ミク雪像もライトアップされている。ここはミクファンの若者らが音楽に乗ってはじけるのが名物である。今年もそれが鑑賞できればうれしい。
引き返し、5丁目にちょっと目を惹く雪像がある。カウガールの少女なのだが、広瀬すずに似ていないこともない。あれが広瀬すずとして、北海道関連のドラマか何かが進行しているのだろうか。













ちょっと早いが、1丁目に着いた。J:COMのミニステージではリハーサルが行われていて、ガタイのいい男女がキューバダンスを踊っていた。
18時になり、司会のおねえさんが登場した。「J:COMジモステLIVE!」の最終日は文化祭編。先ほどのキューバダンサーと、札幌国際大学チアリーディング部のチアが登場した。
もはやあらゆる意味で健康的だが、チアは5人。昨年は7人いたから、ややパワーダウンだ。
長くは待たせず、チアが始まった。
……あれっ? 先にチアということは、さっきキューバダンスの前に、チアのリハーサルもやったんじゃないのか?
ゴスペルのリハーサルは見に行くのに、チアのそれはうっかりする。この底抜けが私のアホなところだ。
さすがにチアで、手足を伸ばしてジャンプしているだけで絵になる。
私と同様チア好きの観光客もいて異様な熱気が漂うが、もう少し観客がいてもいいと思う。
1曲終わると、次は「YMCA」である。また振り付けがコーチされ、私はバツが悪い。
YMCAが始まった。そういえば昨年は、チアがハイキックする場面があったが、今年はそれはないようだ。
チアが終わり、キューバダンスが始まった。さっきのチアはなぜか客席側にいて、しかも客席スペースなんていくらもないから、私のすぐ近くにいる感じだ。
するとあろうことか、ダンサーがステージを降りて、チアと踊りだした。それはそれで面白いのだが、テレビカメラも彼女らを追い、私がチラチラと入ってしまう。
J:COMはローカル放送だろうから構わないが、これが50歳代のオッサンの正常な姿とは思えず、穴があったら入りたくなった。
30分の放送終了後も、観客用にプチコーナーがあり、私は満足。来年も、ゴスペルやチアが楽しめればうれしい。

















(つづく)
コメント
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