一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

2019年冬の北海道旅行・0

2019-04-06 00:23:16 | 旅行記・北海道編
今年も北海道の冬まつりに行きたいと思う。
まず、昨年12月に面接した会社は、「毎週週休2日」と謳っていながら月2回の土曜出社があるとのことだったので、こちらからお断りした。
とはいえ今年2月に働いている可能性もあるので、それでも休みは、暦通り取らなければならない。
だがチケットの用意がままならない。2月の3連休ということもあり、行きの主要飛行機はほぼ満席、帰りは完全満席だ。私はキャンセル待ちを入れるが、先行きはまったく分からなかった。
そんな時、9日(土)のAIR DOでキャンセル便が出た。だけどマイレージ獲得のために、できればANAに乗りたい。それで熟慮の末、予約は見送った。
次に、ANA・07時00分の便にキャンセルが出た。ANAはありがたいがしかしこれも、朝は5時起きになる。もし寝坊したら取り返しがつかないので、こちらも見送った。
次に、8日(金)のAIR DO最終便にキャンセルが出た。これなら当日どこかで働いていても、残業を切り上げて帰宅すれば、羽田空港には行ける計算だ。ANAでないのが心残りだが、もう選択の余地はない。ここで予約・購入した(20,360円)。
帰りは微妙なところだが、1月18日に、2月11日(月・祝)のANA・21時45分の便にキャンセルが出たので、それを株主優待券で購入した(18,660円)。
いろいろあったが往復の飛行機が確保でき、これで2019年も、北海道冬まつりに行けることが確定した。

2月8日(金)。北海道は史上最強の寒波がやってきて、札幌でも朝は-11°Cを記録したらしい。テレビでは札幌在住のご老人が、服を4枚重ね着した、とか言っている。
道央の陸別では極寒になっている、とも報じ、オフクロは我がことのようにおののいた。
だが私は北海道の寒さは何度も経験しているし、それを味わうのも旅行の醍醐味だと思っている。札幌が東京より暖かい時もあるし、報道された陸別は「しばれフェスティバル」で有名なほど極寒地域である。つまりテレビの「煽り」もあるような気がした。
よって私は普段着のまま渡道するつもりでいたが、オフクロに厚い上着をいろいろ持たされ、それを着て行かざるを得なくなった。仕方ない、これもプチ親孝行である。
夜、自宅を出て、山手線に乗る。世間の人々は今も働いているというのに私はバケーションで、おめでたいことだ。
私は1月末も面接があったが、その会社は求人票に「毎週週休2日・残業なし」と謳っていながら、実際は月に1度の土曜出勤があり、毎日残業があり、日曜出勤もあるとのことだった。残業も休日出勤もあって構わないけれど、それならそう書かなければダメである。
私だって就職は決めたいが、こんな重要事項を隠す会社は信用できない。よってここもお断りした。
だがそれで心置きなく旅行に行けるとは、何という皮肉だろう。そして同時に、帰りは律儀に11日に帰京する必要もなくなったわけである。
浜松町から19時49分発の区間快速に乗った。20時10分、空港第2ビル着。
我がAIR DOは21時発だが、ダイヤが5分遅れ、さらに出発も数分遅れた。だが翌9日は関東地方にも雪が降るそうで、羽田空港の混乱は必至である。こちらは一足先に羽田を発てるのだから、数分の遅れくらい、問題ない。
搭乗。AIR DOのスッチーは3人いた。機内は満席だがどことなくのんびりしていて、スッチーは乗客の赤ちゃんを抱いたりしていた。赤ちゃんが羨ましかった。
機内ではとくにすることもなかったが、機内販売に初音ミクのクリアファイル3枚組(1,000円)があった。迷ったが、購入することにする。
手許に現金がなかったのでカード支払いにしたが、いったん来たスッチーが読み取り機を取りに戻ってしまった。せめてSuica払いにすればスムーズにいったのに、失敗した。
新千歳空港には22時58分に着いた。まだ連絡電車はあるだろうと思ったら、「臨時列車……」の放送があった。この時間、定期列車はもうなかったのだ。
これ、浜松町モノレールだったら臨時列車を用意してくれただろうか。今回は地方空港ゆえの措置で、感謝したかった。
駅での切符購入には、今回もオレンジカードを使用する。九州・川棚駅では不愉快な出来事があったが、JR北海道の券売機では問題なく使え、私は一安心。記念オレカを使うのは気が引けるが、オレカが徐々に使えなくなっている現状では、使用もやむを得ないと考える。札幌までは1,070円であった。
23時26分の列車は数分遅れて入線した。乗車すると、車内は外国の人でいっぱいだ。昨年も思ったことだが、この時期の旅行者は外国人の割合が高く、日本人の私のほうが居心地が悪い。
スマホで旭川冬まつりとさっぽろ雪まつりのプログラムを調べてみる。昨年は土日に主要イベントがあり、私はどちらも外して、やや消化不良だった。私は事前に詳しく調べる方ではないが、今年も昨年と同じ轍を踏むわけには行かない。今年も曜日は同じなので、行程に改良の余地があるはずだ。
すると、明日土曜日は旭川で柳ジュンとANZEN漫才の出演があった。また日曜日はさっぽろで自衛隊コンサート、月曜日はNatsuki&ブライトのコンサート、それに昨年と同じチアのライヴも用意されていた。
これらをすべて見ようとすれば、土曜日のJR深名線バス、ルオント温泉、名寄雪質日本一フェスティバルの観光を見送らなければならない。もし名寄観光を強行すると、玉突き式に土日のイベントが見られなくなる。
しかし名寄周辺の行程もここ数年の定番だった。ああ、どうしようか。
(つづく)
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