第31回将棋ペンクラブ大賞の最終選考会が20日(土)に行われる。今年の選考委員は将棋ペンクラブ会長・木村晋介氏以下3名であろう。
そこで、その3名が当ブログを読んでいないと決め打ちして、個人的な要望を述べておこう。
一、小さな瑕疵を致命傷にしない
かつて当ブログに、私の記事の小さな書き間違いを指摘して、悦に入っている読者がいた。また、ジョナ研などで顔を合わせるたび、当ブログの誤字脱字をレポート用紙にびっしり書いてくる棋友もいた。
ブログの楽しみ方は人それぞれなので構わないが、中にはどうでもいい指摘もあって、私は苦笑したものである。
ペンクラブ大賞の選考会では、こうしたことがあってはならないと思う。観戦記でも著書でも、全体の出来を評価すべきであって、小さな瑕疵は見過ごしてほしいと思う。選考会は、アラ探しではないのだから。
一、他人の意見に流されない。
選考会では侃々諤々の議論が展開される。それはとてもいいことだが、話しているうち、多数の意見に迎合されては困る。おのが選考に責任を持ち、ブレない態度でいることが大切だと思う。
一、観戦記者や作者の名前で判断しない。
気のせいに違いないが、かつての観戦記部門大賞は、年配の人が獲っているイメージがあった。また、女性の観戦記大賞も少なく、第25回の2013年に、ベテラン湯川恵子さんが獲ったきりである。
もちろん若手の観戦記者や若手女性も面白い観戦記を発表しているのだが、とくに後者は、内容に反して、評価が軽んじられている気がなくもない。
選考委員は、内容だけを吟味して、正当な評価を下してほしいと思う。
将棋ペンクラブ大賞は、何事にも迎合されず、信念を持って選考するところに価値がある。そこにゆるぎない権威が生まれるのだ。
今年の大賞作品は何か。私は楽しみにしている。
そこで、その3名が当ブログを読んでいないと決め打ちして、個人的な要望を述べておこう。
一、小さな瑕疵を致命傷にしない
かつて当ブログに、私の記事の小さな書き間違いを指摘して、悦に入っている読者がいた。また、ジョナ研などで顔を合わせるたび、当ブログの誤字脱字をレポート用紙にびっしり書いてくる棋友もいた。
ブログの楽しみ方は人それぞれなので構わないが、中にはどうでもいい指摘もあって、私は苦笑したものである。
ペンクラブ大賞の選考会では、こうしたことがあってはならないと思う。観戦記でも著書でも、全体の出来を評価すべきであって、小さな瑕疵は見過ごしてほしいと思う。選考会は、アラ探しではないのだから。
一、他人の意見に流されない。
選考会では侃々諤々の議論が展開される。それはとてもいいことだが、話しているうち、多数の意見に迎合されては困る。おのが選考に責任を持ち、ブレない態度でいることが大切だと思う。
一、観戦記者や作者の名前で判断しない。
気のせいに違いないが、かつての観戦記部門大賞は、年配の人が獲っているイメージがあった。また、女性の観戦記大賞も少なく、第25回の2013年に、ベテラン湯川恵子さんが獲ったきりである。
もちろん若手の観戦記者や若手女性も面白い観戦記を発表しているのだが、とくに後者は、内容に反して、評価が軽んじられている気がなくもない。
選考委員は、内容だけを吟味して、正当な評価を下してほしいと思う。
将棋ペンクラブ大賞は、何事にも迎合されず、信念を持って選考するところに価値がある。そこにゆるぎない権威が生まれるのだ。
今年の大賞作品は何か。私は楽しみにしている。