一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

2019年ゴールデン・ウィーク旅行(6)

2019-07-30 13:37:17 | 旅行記・G.W.編
福岡県警察隊はDA PUMPの「U.S.A.」を演奏する。その音に合わせて、男女の警察官が例の振り付けで踊る。女性の制服は赤と白のデザインで、マニアには堪らないところである。
それが終わると、女性警察官から「オレオレ詐欺」の注意喚起である。実はこれが最も重要な発信事項かもしれない。
ラストは映画「スウィングガールズ」のテーマ曲「故郷の空」を演奏した。





私は「はかた駅前“どんたく”ストリート」に移動する。10時から見損ねた出し物はここでもやるので、まあよい。
空は快晴で、今日もこまめな水分補給は絶対である。
ここでは「ジャザサイズ」というチームがダンスを踊っていた。といってもオバサマがほとんどだ。小冊子状のプログラムを見ると、このひとつ前は今年初参加の「CBSチアリーディングスクール」で、これは何としても見たかったと思う。
沿道はどこも人、人、人である。私は定点調査をしているから分かるが、毎年着実に観客が増えている。それとビデオで撮影する人も増えた。ビデオといってもスマホがビデを兼ねるから、言ってみれば全員が撮影者である。私からしたら障害物が増えるだけで、撮影も難しくなった。
そして今年も、車道左側の歩道は一方通行になっている。演舞は手前と前方2ヶ所で同じ出し物をやる。たとえばチアだったら2回とも見たいのだが、そうするとこちらに戻ってくる時、大回りしないといけないのだ。
ストリートでは「博多よさこい連」「太宰府まほろば衆」と、威勢のいいところが演舞している。「新煽組」も老若男女が入り乱れ、威勢がいい。
対岸を見ると、そちらは一方通行ではないようだ。それで、向こう側に渡ってみた。これが読み筋通りで、行き来がスイスイできる。どんたくストリートを見始めて数年、こちらがラクに移動できることを初めて知った気がする。私はいままで何をやっていたのだろう。
演舞は「美勝女隊」に入っている。大勢の若い女性が威勢のよい掛け声を発している。和装あり洋装ありと華やかだ。
「随兵肥後一会」「ビビムタ!チャンゴ教室」と終わり、「日向ひょっとこ踊り博多愛好会」の出演となる。皆さんひょっとこのお面をつけてコミカルに踊るのだが、このお面が不気味に見える時がある。お面は自身を投影する。きっと私の中に、闇の部分があるのだろう。
「Shiny☆Girl」は幼稚園や小学生中心のダンス構成で、かわいらしい。
「福岡ファイヤーバトンチーム」もおなじみで、背中の「FB」の金色がよく映える。美空ひばりの「お祭りマンボ」に合わせて軽快に踊るが、そのさまはなかなかに象徴的で、名曲は時代を越えて支持されるのだと知った。
「福岡県警察音楽隊・博多警察署」は「西部警察」を演奏する。やはり警察はこの曲を演奏したいところ。フラッグ隊の女性は凛々しくもかわいらしく、やはり逮捕されたいところである。
「福岡市消防隊」がやってくる。こちらのフラッグ隊では、毎年撮らせていただいている女性がいるのだが、今年は見当たらない。担当を外れてしまったのか、ちょっとショックである。

























そしてエンディングは、「精華女子高等学校吹奏楽部」である。大きな大会で何度も優勝している名門で、この演舞だけ見ておけば間違いない、というくらいのものである。
今年の精華女子も統率が取れ、素晴らしい。しかし観客が多すぎて、シャッターチャンスがなかなかない。それが来てもピントが合ういとまがなく、私はイライラが募ってしまう。
まあよい、今年も素晴らしい演奏だった。













どんたくストリートが終了し、私は櫛田神社に向かう。その途中、昼食を摂れれば摂るつもりだ。
「博多区演舞台」があった。以前は大博通りの一角にあったのだが、そこは昨年、ホテルが建ってしまった。その代替場所がここになったのだ。2年ぶりの訪問である。
ステージでは「博多通りもん」をやっていた。への字マユのお面を付けて、シュールなジョークを飛ばすアレである。
「秋に消費税が上がるなあ。ところでお前さん、なんで社会の窓を開けとる」「ジッパーせんと(10%)」
「ピエール瀧が捕まりよったなあ。今も吸いたい気持ちが膨らんでるのかなあ」「これからは増大せんよ。衰退(=吸いたい)」
てな具合。このクスッという笑いがいいのである。
私は募金箱に寄付をする。私にとってはお賽銭みたいなものである。だが今年も、記念品を貰ってしまった。今年はお菓子が入った袋に加え、預かり笹までいただいた。鯉に小判がついた本格的なものである。
何だか恐縮してしまうが、これを持ってあと3~4日動くわけにもいかない。しかし返すわけにもいかないので携行するが、片手が塞がってしまった。
櫛田神社に着いた。しかし今年は、鳥居のこちら側まで参拝待ちの列ができている。この長さは異常で、ここでも外国人観光客の増大があるのかもしれない。
敷地内の小舞台では、ダンサーが3人踊っていた。昨年パンチラで踊っていたグループで、今年は女性がひとり少ない。私は昨年とほぼ同じ時間に来て、また出会ってしまったわけだ。
しかし今年はパンチラはなし。やや大人しめ?の衣装ではあったが、それでも神社内で違和感アリアリだった。





社務所に行くと、ここにも御朱印待ちの列があった。ここもヒトが多すぎである。
この順番を待ってまで御朱印は欲しくないので、先を急ぐ。結局櫛田神社には、1円もお金を落とさなかった。
中洲川端の商店街になる100円ショップに入ったが、以前はあった手提げバッグが、いまは置かれていなかった。300円するものはあったが、100円ショップに300円のものを置かれても困る。
私は天神中央公園に入る。旧福岡県公会堂貴賓館は無料公開中だったが、時間がない。
「かたらんね!広場」では、少女らがバトントワリングをしていた。しかしこちらも観客の壁が厚い。鑑賞するぶんにはいいが、撮影となると困難を極める。でも私が少女を撮影していると怪しいので、それでいいのかもしれない。
隣接しているJTブースで、ビニール袋をいただいた。ここで周辺のゴミを拾い、なにがしかの記念品を得るのだ。
しかし私のゴミは決まっていて、ここまでの旅程でたまったゴミを、ここで掃き出すのである。
もっと時間を置いてからブースに戻る手もあったが、面倒なので、もう戻る。
ブース内でゴミの選別をしつつ捨てるのだが、私のゴミは枯草やたばこの吸い殻などでなく、薬の空き袋や紙パック、レシートなど、およそ道に落ちてないものばかり。すかさず
「家庭ゴミは表のゴミ捨て場に捨ててください」
と放送があった時は、自分のことを言われた気がして、穴があったら入りたくなった。
ちなみに記念品はトートバッグ。肩から提げられるのがありがたく、博多区演舞台でいただいたビニール袋がすっぽり入る。今まさに欲しいアイテムが手に入り、私は本当に運がいいと神に感謝した。
(つづく)
コメント
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