(25日のつづき)
公式ガイドを見ると、15時30分から、平和大通り沿いのゴールデンシャワーステージで、ベリーダンスショーとフラメンコがある。
向かってみると、現在はThe Kings of Dixlelandによるジャズ演奏をやっていた。
さっぽろ雪まつりなどの大イベントのステージでは、プロの演奏や歌を無料で聴けることがあるが、ありがたい。
私は「水ひろば」に行き、広島県の水道水をいただく。もちろんギンギンに冷やされていて、すこぶる美味い。渇いた体の五臓六腑に染み渡る感じだ。沖縄で感じることが多いが、ヒトは水のみで生きていける、と本気で思う。
別所では「水出しコーヒー」なるものも売られていたので、これは買う(120円)。現場で挽いたものと思ったら、市販のコーヒーパックから注いだので、ちょっとアテが外れた。ただしコーヒー自体は美味かった。
15時30分に戻ってくる。ベリーダンスはおばさま方の出演で、予想していたより平均年齢が高かった。だが次の演者の中に、長谷川京子似の美人がいた。
だが残念、上に1枚羽織っていた。あれを脱いでくれればなあ……と思うが、無理な相談であろう。
次の演目は、上半身ビキニの本格的?なものとなる。
その次の演目は、私は対面のおばさまダンサーの迫力に押され、目が離せないでいたのだが、気が付けばステージの左端に、長谷川京子似さんが上半身ビキニで踊っており、ひっくり返った。ビキニ、ビキニ!
しかし残念、演舞は終わってしまった。お、同じステージにいながら彼女に気付かなかったとは大不覚。私は凹むよりなかった。
平和大通りには多くのステージがあり、どこも面白い出し物をやっている。道路反対のステージでは、小学生アイドルが歌っている。
ゴールデンシャワーステージは、16時からフラメンコである。こちらは子供のフラメンコから始まり、年齢層が上がってゆく。その中に真飛聖似のダンサーがおり、踊り、容姿とも申し分ない。この団体の顔的存在に思われた。こちらは何枚か撮らせていただいた。
「チャリティーコーナー」では、今年もうどんの出店があった。私は天ぷらうどんを食す(350円)。なんてことのないうどんだが、こうした場で食べると格別のうま味を感じる。
カーネーションステージ(メインステージ)に行くと、インドネシアの演舞をやっていた。
続いては、サンバ連合・ホーザ・ジ・ヒロシマのサンバである。サンバは2年前も別のステージで観たが、あれと同じチームだろうか。真夏日の今日こそ、アツイサンバは相応しい。
ラテンな音楽を奏で、楽器隊が登場する。ダンサーは日伯混合で、スタイルは日本人女性も負けていない。
楽しい演奏に、私は大満足した。そしてこれで、今年のFF鑑賞も終わり。今年も楽しかった。
さて西へ移動である。広島駅へは、市電を使うことにした。袋町から乗ったが、本通で乗り換えである。1系統の広島駅行きに乗ったが、若干速度が遅い。その間、路線バスにバンバン抜かれている。路面電車に乗る時は、急いていてはダメである。
広島駅に着き、18時30分、岩国行きの下りに乗った。車内は適度な混み具合で、私は立っていく。大竹で空いたので、ここで座った。昨年だったか、たしかこのあたりで架線にビニールが絡む事故があり、ずいぶん待たされたものだ。
19時23分、岩国着。6分の待ち合わせで、新山口行きの列車に乗り換える。車体はおなじみのからし色である。私は広島駅で予定より10分早い列車に乗ったようで、これなら広島駅で弁当でも買えたのだが、列車は順調に西へ向かっている。
20時46分、徳山着。ここで例によって36分の停車である。私は長距離切符保持だから途中下車可能だが、近距離客でも駅の外に出してくれるようだ。
徳山駅といえば近年完成した「周南市立駅前図書館」が豪華で、現在この時間も開館している。中にはSTARBUCKSもあり、市民憩いの場となっている。
私は駅前の吉野家に入り、侘しい夕食である。牛丼並380円、美味しゅうございました。
再び山陽本線に乗り、22時05分、定刻を1分遅れで、新山口に着いた。
「ホテルα―1小郡」は、可もなく不可もなし。α―1チェーンは、東北方面は無料でパソコンが使えるサービスがあったと思うのだが、ここはなかった。
翌4日(土・祝)。今日は「博多どんたく」の見物である。
山陽本線下り・新山口07時55分発。車内では、さっきコンビニで買ったおにぎりをほおばり、麦茶を飲む。ああ、幸せ。誰にも邪魔されないこの空間が私は好きだ。
発車から40分後、「ハブ」という駅に停車した。でも感じ表記は「埴生」である。
下関09時02分着。4分の待ち合わせで小倉行きに乗る。関門海峡を抜け、ついに九州に入った。
小倉では鹿児島本線の区間快速に乗り換える。車内のドアには「床に座らないでください」というしゃがみ禁止のステッカーが貼ってあった。
JR九州車内では、しゃがむ若者が多く、車掌が注意していたのを見たこともある。しかし最近はこの注意喚起が利いたのか、しゃがむ若者は見なくなった。
10時35分、博多駅着。今日は余裕の到着である。……と思いきや、駅前がもう騒がしい。
見ると、博多駅本舞台では、福岡県警察音楽隊の演奏の真っ最中だった。
何で!? …あっ!! 博多どんたくは10時からだった!! ひろしまFFが11時開演だったから、ごっちゃになってしまったのだ! 道理で今年の朝は、余裕があると思った!!
旅先での失敗は、すべて自分の責任。ここがひとり旅のつらいところだ。
(つづく)
公式ガイドを見ると、15時30分から、平和大通り沿いのゴールデンシャワーステージで、ベリーダンスショーとフラメンコがある。
向かってみると、現在はThe Kings of Dixlelandによるジャズ演奏をやっていた。
さっぽろ雪まつりなどの大イベントのステージでは、プロの演奏や歌を無料で聴けることがあるが、ありがたい。
私は「水ひろば」に行き、広島県の水道水をいただく。もちろんギンギンに冷やされていて、すこぶる美味い。渇いた体の五臓六腑に染み渡る感じだ。沖縄で感じることが多いが、ヒトは水のみで生きていける、と本気で思う。
別所では「水出しコーヒー」なるものも売られていたので、これは買う(120円)。現場で挽いたものと思ったら、市販のコーヒーパックから注いだので、ちょっとアテが外れた。ただしコーヒー自体は美味かった。
15時30分に戻ってくる。ベリーダンスはおばさま方の出演で、予想していたより平均年齢が高かった。だが次の演者の中に、長谷川京子似の美人がいた。
だが残念、上に1枚羽織っていた。あれを脱いでくれればなあ……と思うが、無理な相談であろう。
次の演目は、上半身ビキニの本格的?なものとなる。
その次の演目は、私は対面のおばさまダンサーの迫力に押され、目が離せないでいたのだが、気が付けばステージの左端に、長谷川京子似さんが上半身ビキニで踊っており、ひっくり返った。ビキニ、ビキニ!
しかし残念、演舞は終わってしまった。お、同じステージにいながら彼女に気付かなかったとは大不覚。私は凹むよりなかった。
平和大通りには多くのステージがあり、どこも面白い出し物をやっている。道路反対のステージでは、小学生アイドルが歌っている。
ゴールデンシャワーステージは、16時からフラメンコである。こちらは子供のフラメンコから始まり、年齢層が上がってゆく。その中に真飛聖似のダンサーがおり、踊り、容姿とも申し分ない。この団体の顔的存在に思われた。こちらは何枚か撮らせていただいた。
「チャリティーコーナー」では、今年もうどんの出店があった。私は天ぷらうどんを食す(350円)。なんてことのないうどんだが、こうした場で食べると格別のうま味を感じる。
カーネーションステージ(メインステージ)に行くと、インドネシアの演舞をやっていた。
続いては、サンバ連合・ホーザ・ジ・ヒロシマのサンバである。サンバは2年前も別のステージで観たが、あれと同じチームだろうか。真夏日の今日こそ、アツイサンバは相応しい。
ラテンな音楽を奏で、楽器隊が登場する。ダンサーは日伯混合で、スタイルは日本人女性も負けていない。
楽しい演奏に、私は大満足した。そしてこれで、今年のFF鑑賞も終わり。今年も楽しかった。
さて西へ移動である。広島駅へは、市電を使うことにした。袋町から乗ったが、本通で乗り換えである。1系統の広島駅行きに乗ったが、若干速度が遅い。その間、路線バスにバンバン抜かれている。路面電車に乗る時は、急いていてはダメである。
広島駅に着き、18時30分、岩国行きの下りに乗った。車内は適度な混み具合で、私は立っていく。大竹で空いたので、ここで座った。昨年だったか、たしかこのあたりで架線にビニールが絡む事故があり、ずいぶん待たされたものだ。
19時23分、岩国着。6分の待ち合わせで、新山口行きの列車に乗り換える。車体はおなじみのからし色である。私は広島駅で予定より10分早い列車に乗ったようで、これなら広島駅で弁当でも買えたのだが、列車は順調に西へ向かっている。
20時46分、徳山着。ここで例によって36分の停車である。私は長距離切符保持だから途中下車可能だが、近距離客でも駅の外に出してくれるようだ。
徳山駅といえば近年完成した「周南市立駅前図書館」が豪華で、現在この時間も開館している。中にはSTARBUCKSもあり、市民憩いの場となっている。
私は駅前の吉野家に入り、侘しい夕食である。牛丼並380円、美味しゅうございました。
再び山陽本線に乗り、22時05分、定刻を1分遅れで、新山口に着いた。
「ホテルα―1小郡」は、可もなく不可もなし。α―1チェーンは、東北方面は無料でパソコンが使えるサービスがあったと思うのだが、ここはなかった。
翌4日(土・祝)。今日は「博多どんたく」の見物である。
山陽本線下り・新山口07時55分発。車内では、さっきコンビニで買ったおにぎりをほおばり、麦茶を飲む。ああ、幸せ。誰にも邪魔されないこの空間が私は好きだ。
発車から40分後、「ハブ」という駅に停車した。でも感じ表記は「埴生」である。
下関09時02分着。4分の待ち合わせで小倉行きに乗る。関門海峡を抜け、ついに九州に入った。
小倉では鹿児島本線の区間快速に乗り換える。車内のドアには「床に座らないでください」というしゃがみ禁止のステッカーが貼ってあった。
JR九州車内では、しゃがむ若者が多く、車掌が注意していたのを見たこともある。しかし最近はこの注意喚起が利いたのか、しゃがむ若者は見なくなった。
10時35分、博多駅着。今日は余裕の到着である。……と思いきや、駅前がもう騒がしい。
見ると、博多駅本舞台では、福岡県警察音楽隊の演奏の真っ最中だった。
何で!? …あっ!! 博多どんたくは10時からだった!! ひろしまFFが11時開演だったから、ごっちゃになってしまったのだ! 道理で今年の朝は、余裕があると思った!!
旅先での失敗は、すべて自分の責任。ここがひとり旅のつらいところだ。
(つづく)