第78期順位戦が、12日のB級1組をもってすべて終わった。
当ブログでは昨年の6月3日に、名人戦挑戦者と各クラスの昇降級者を予想した。
まず、昨年の記事を再録しよう。
「
【A級】
名人挑戦…渡辺明棋王・王将
降級…三浦弘行九段、木村一基九段
【B級1組】
昇級…斎藤慎太郎王座、永瀬拓矢叡王
降級…山崎隆之八段、畠山鎮七段
【B級2組】
昇級…横山泰明六段、中村太地七段
【C級1組】
昇級…藤井聡太七段、都成竜馬五段
【C級2組】
昇級…佐々木大地五段、大橋貴洸四段、梶浦宏孝四段
名人挑戦者はまったく分からない。でもよく見たら二冠王がいたのだ。渡辺二冠は名人戦登場について弱気な発言もあったが、A級に返り咲いた今、虎視眈々と名人挑戦を狙っていると思う。
降級は、順位の悪い木村九段を挙げたが、残り1名が分からない。とりあえず、三浦九段とした。
B級1組も鬼の棲み家なので、予想は難しい。昇級は一応、斎藤王座と永瀬叡王のタイトル保持者とした。千田翔太七段も期待大だが、順位が悪いので見送りとした。
降級者は、まったく分からなかった。最終局までもつれると思う。
B級2組の昇級は、順位のいい横山六段と中村七段とした。両者の対戦がないのも判断材料のひとつである。中村七段は本当にマジで、もう昇級しないといけない。
C級1組は、ひとりは藤井七段でキマリ。もうひとりは、先日の棋王戦で藤井七段に勝った、都成五段とした。
C級1組は36人。それで昇級枠は2人だから、比率的には三段リーグより厳しい。しかも藤井七段がいるから実質昇級枠は1人で、2敗したらもう絶望であろう。順位戦の厳しさがここにある。
C級2組も予想は難しい。一応上記3名としたが、三枚堂達也六段、八代弥七段などの線もある。ここまでくると、半分勘である。
順位戦は棋士の本場所。今期も熱い戦いを期待しています。
」
そんなに的外れなことは書いていないと思う。
では、答え合わせである。赤字が当たり。
【A級】
名人挑戦…渡辺明棋王・王将・棋聖
降級…木村一基王位、久保利明九段
【B級1組】
昇級…菅井竜也七段(八段に)、斎藤慎太郎七段(八段に)
降級…谷川浩司九段、畠山鎮八段
【B級2組】
昇級…丸山忠久九段、近藤誠也六段(七段に)
【C級1組】
昇級…藤井聡太七段、佐々木勇気七段
【C級2組】
昇級…高見泰地七段、三枚堂達也七段、古森悠太四段(五段に)
A級は、渡辺三冠が9戦全勝でぶっちぎりの名人挑戦。予想を当てたのはいいとして、この星までは予想できなかった。
降級のひとりは木村王位。やはり順位の差で降級となった。それにしても4勝で降級とは厳しい。
B級1組は、谷川九段が降級。私は毎年のように谷川九段を降級候補に挙げていたが、今年度は外していた。ここが予想の難しいところである。
B級2組は、横山六段が7勝1敗からまさかの連敗で、長蛇を逸した。ここは当てたと思ったのだが……。
C級1組は、藤井七段の昇級は当然として、都成六段は8勝に終わり涙を呑んだ。もっとも9勝しても、頭ハネだった。
C級2組は、佐々木五段、大橋六段がともに8勝2敗で、あと1勝に泣いた。しかし古森四段が昇級とは……。まったくのノーマークで、本当に予想は難しい。
以上、予想14名中5名的中。あと2名くらいは当てたかった。
当ブログでは昨年の6月3日に、名人戦挑戦者と各クラスの昇降級者を予想した。
まず、昨年の記事を再録しよう。
「
【A級】
名人挑戦…渡辺明棋王・王将
降級…三浦弘行九段、木村一基九段
【B級1組】
昇級…斎藤慎太郎王座、永瀬拓矢叡王
降級…山崎隆之八段、畠山鎮七段
【B級2組】
昇級…横山泰明六段、中村太地七段
【C級1組】
昇級…藤井聡太七段、都成竜馬五段
【C級2組】
昇級…佐々木大地五段、大橋貴洸四段、梶浦宏孝四段
名人挑戦者はまったく分からない。でもよく見たら二冠王がいたのだ。渡辺二冠は名人戦登場について弱気な発言もあったが、A級に返り咲いた今、虎視眈々と名人挑戦を狙っていると思う。
降級は、順位の悪い木村九段を挙げたが、残り1名が分からない。とりあえず、三浦九段とした。
B級1組も鬼の棲み家なので、予想は難しい。昇級は一応、斎藤王座と永瀬叡王のタイトル保持者とした。千田翔太七段も期待大だが、順位が悪いので見送りとした。
降級者は、まったく分からなかった。最終局までもつれると思う。
B級2組の昇級は、順位のいい横山六段と中村七段とした。両者の対戦がないのも判断材料のひとつである。中村七段は本当にマジで、もう昇級しないといけない。
C級1組は、ひとりは藤井七段でキマリ。もうひとりは、先日の棋王戦で藤井七段に勝った、都成五段とした。
C級1組は36人。それで昇級枠は2人だから、比率的には三段リーグより厳しい。しかも藤井七段がいるから実質昇級枠は1人で、2敗したらもう絶望であろう。順位戦の厳しさがここにある。
C級2組も予想は難しい。一応上記3名としたが、三枚堂達也六段、八代弥七段などの線もある。ここまでくると、半分勘である。
順位戦は棋士の本場所。今期も熱い戦いを期待しています。
」
そんなに的外れなことは書いていないと思う。
では、答え合わせである。赤字が当たり。
【A級】
名人挑戦…渡辺明棋王・王将・棋聖
降級…木村一基王位、久保利明九段
【B級1組】
昇級…菅井竜也七段(八段に)、斎藤慎太郎七段(八段に)
降級…谷川浩司九段、畠山鎮八段
【B級2組】
昇級…丸山忠久九段、近藤誠也六段(七段に)
【C級1組】
昇級…藤井聡太七段、佐々木勇気七段
【C級2組】
昇級…高見泰地七段、三枚堂達也七段、古森悠太四段(五段に)
A級は、渡辺三冠が9戦全勝でぶっちぎりの名人挑戦。予想を当てたのはいいとして、この星までは予想できなかった。
降級のひとりは木村王位。やはり順位の差で降級となった。それにしても4勝で降級とは厳しい。
B級1組は、谷川九段が降級。私は毎年のように谷川九段を降級候補に挙げていたが、今年度は外していた。ここが予想の難しいところである。
B級2組は、横山六段が7勝1敗からまさかの連敗で、長蛇を逸した。ここは当てたと思ったのだが……。
C級1組は、藤井七段の昇級は当然として、都成六段は8勝に終わり涙を呑んだ。もっとも9勝しても、頭ハネだった。
C級2組は、佐々木五段、大橋六段がともに8勝2敗で、あと1勝に泣いた。しかし古森四段が昇級とは……。まったくのノーマークで、本当に予想は難しい。
以上、予想14名中5名的中。あと2名くらいは当てたかった。