パソコン購入の顛末を記す。
私は1月22日にヨドバシAkibaに行ったが即購入はせず、30日に出直した。
まず上野のヨドバシカメラに行くと、NECのパソコンが137,000円で売られていた。もう私はSONY VAIOに拘っていないが、どうせ買うなら品揃えのよいAkiba店がいいので、秋葉原に移動した。
ここでもNECの同製品は同額だった。店舗で値段に差はないようだ。
そのうちスタッフが来て、また東芝DYNABOOKを勧められた。1月24日新発売で、まさに出来立てホヤホヤである。
「前回来たとき、VAIOは国内生産だから高いと聞いたんですが……」
「そういう理由でもないんですが」
スタッフ氏は苦笑した。
DYNABOOKは税込153,000円で、ギリギリ予算内である。
この製品は画像と音質が他社製品に比べてよいという。画像は確かにクリアである。音声も聴かせてもらったが、その差異は分からない。でもスタッフ氏は
「周りがガヤガヤしているのに音声がクリアに聴こえるでしょう?」
と言った。
このDYNABOOKはデザインがピンク系でおしゃれで、キーボードの文字表示も一回り大きく、使いやすそうだ。これよりスペックのいいものはあるが、私は文字入力のほかは動画を見るくらいなので、これで十分。何より新発売のタイミングが良く、これを買おうかと思う。
だが、彼は東芝のスタッフだった。それならDYNABOOKを推すに決まっている。それで、この日の購入は保留してしまった。
次にAkibaへ向かったのは2月21日である。この前日にスマホのアダプターがまたも壊れ、駅前のauで替えを買った。3,075円の出費はバカバカしく、こうたびたび壊れたんじゃ、純正品を買った意味がない。
しかも午後はAkibaに行ったわけで、ここでアダプターを安く買うべきだった。
DYNABOOKは149,000円になっていた。
だが今回当たったスタッフは、NECを勧めてきた。これは13万円台だが、カスタマイズ製品にすると、何と78,000円で買えるという。カスタマイズ製品とは、オーダーメイドの直販ということだ。それゆえポイントは付かない。
ただ、彼もNECからの派遣だった。それならNECを推すわけだ。
とりあえずDYNABOOKと似たスペックのものを調べてもらうと、102,000円だった。ただし画質と音質はやや劣るという。この点、スタッフは正直で好感が持てた。ただしパソコンの組立から発送まで、3週間かかるという。私はすぐに使いたいので、これはかなりの減点である。
ちなみに、DYNABOOKはカスタマイズでもほとんど安くならないとのこと。
結局この日も、購入は保留した。
次に向かったのは27日である。我がパソコンは瀕死状態なので、今日は何が何でも買うつもりだった。そして買うのは、DYNABOOKに決めていた。
Akibaに着き、パソコン売り場をうろうろしたが、スタッフは声を掛けてこない。仕方ないから近くのスタッフに購入の旨を告げると、待ったをかけられた。今回スタッフ氏が推したのはDELLである。こちらが購入の意思を示しているのに、いろいろ推してくるものだ。
DELLのカスタマイズは、DYNABOOKに最も近いスペックで105,000円だった。今回のスタッフはヨドバシの社員だったので、あくまでもニュートラルである。
DELLは画質がDYNABOOKと同等で、CPUはDYNABOOKよりやや上だった。ただし音質はやや劣る。ともあれこれは、強力なライバルが現れた。
だが、DELLはDVD再生機を内蔵しておらず、それは別購入だった。またキーボード等のデザインがやや暗めで、使っていると気が滅入りそうだった。だが105,000円は確かに魅力だ。それにDELLは、壊れにくいイメージがある。
いやいやDELLか! 想定外のメーカーが出てきて、私はまた迷ってしまった。
(27日につづく)
私は1月22日にヨドバシAkibaに行ったが即購入はせず、30日に出直した。
まず上野のヨドバシカメラに行くと、NECのパソコンが137,000円で売られていた。もう私はSONY VAIOに拘っていないが、どうせ買うなら品揃えのよいAkiba店がいいので、秋葉原に移動した。
ここでもNECの同製品は同額だった。店舗で値段に差はないようだ。
そのうちスタッフが来て、また東芝DYNABOOKを勧められた。1月24日新発売で、まさに出来立てホヤホヤである。
「前回来たとき、VAIOは国内生産だから高いと聞いたんですが……」
「そういう理由でもないんですが」
スタッフ氏は苦笑した。
DYNABOOKは税込153,000円で、ギリギリ予算内である。
この製品は画像と音質が他社製品に比べてよいという。画像は確かにクリアである。音声も聴かせてもらったが、その差異は分からない。でもスタッフ氏は
「周りがガヤガヤしているのに音声がクリアに聴こえるでしょう?」
と言った。
このDYNABOOKはデザインがピンク系でおしゃれで、キーボードの文字表示も一回り大きく、使いやすそうだ。これよりスペックのいいものはあるが、私は文字入力のほかは動画を見るくらいなので、これで十分。何より新発売のタイミングが良く、これを買おうかと思う。
だが、彼は東芝のスタッフだった。それならDYNABOOKを推すに決まっている。それで、この日の購入は保留してしまった。
次にAkibaへ向かったのは2月21日である。この前日にスマホのアダプターがまたも壊れ、駅前のauで替えを買った。3,075円の出費はバカバカしく、こうたびたび壊れたんじゃ、純正品を買った意味がない。
しかも午後はAkibaに行ったわけで、ここでアダプターを安く買うべきだった。
DYNABOOKは149,000円になっていた。
だが今回当たったスタッフは、NECを勧めてきた。これは13万円台だが、カスタマイズ製品にすると、何と78,000円で買えるという。カスタマイズ製品とは、オーダーメイドの直販ということだ。それゆえポイントは付かない。
ただ、彼もNECからの派遣だった。それならNECを推すわけだ。
とりあえずDYNABOOKと似たスペックのものを調べてもらうと、102,000円だった。ただし画質と音質はやや劣るという。この点、スタッフは正直で好感が持てた。ただしパソコンの組立から発送まで、3週間かかるという。私はすぐに使いたいので、これはかなりの減点である。
ちなみに、DYNABOOKはカスタマイズでもほとんど安くならないとのこと。
結局この日も、購入は保留した。
次に向かったのは27日である。我がパソコンは瀕死状態なので、今日は何が何でも買うつもりだった。そして買うのは、DYNABOOKに決めていた。
Akibaに着き、パソコン売り場をうろうろしたが、スタッフは声を掛けてこない。仕方ないから近くのスタッフに購入の旨を告げると、待ったをかけられた。今回スタッフ氏が推したのはDELLである。こちらが購入の意思を示しているのに、いろいろ推してくるものだ。
DELLのカスタマイズは、DYNABOOKに最も近いスペックで105,000円だった。今回のスタッフはヨドバシの社員だったので、あくまでもニュートラルである。
DELLは画質がDYNABOOKと同等で、CPUはDYNABOOKよりやや上だった。ただし音質はやや劣る。ともあれこれは、強力なライバルが現れた。
だが、DELLはDVD再生機を内蔵しておらず、それは別購入だった。またキーボード等のデザインがやや暗めで、使っていると気が滅入りそうだった。だが105,000円は確かに魅力だ。それにDELLは、壊れにくいイメージがある。
いやいやDELLか! 想定外のメーカーが出てきて、私はまた迷ってしまった。
(27日につづく)