八段昇段まで「あと1」に迫っている堀口一史座七段は、昨日C級2組順位戦を戦ったが、田中五段に敗れ、また昇段がおあずけとなった。
5月10日 題94期棋聖戦一次予選1回戦 ○石川陽生七段
5月10日 第94期棋聖戦一次予選2回戦 ●西尾明七段
6月16日 第81期順位戦C級2組1回戦 ●井田明宏四段
7月8日 第8期叡王戦七段戦1回戦 ●近藤正和七段
7月14日 第81期順位戦C級2組2回戦 ●古賀悠聖四段
7月21日 第16回朝日杯一次予選1回戦 ●藤森哲也五段
8月5日 第64期王位戦予選1回戦 ●石川陽生七段
8月12日 第81期順位戦C級2組3回戦 ●阿部光瑠七段
9月9日 第81期順位戦C級2組4回戦 ●田中悠一五段
7月22日の時点で5連敗だったが、そこから3つ負けが伸び、8連敗となった。7月23日の記事で危惧したとおり、なかなかの難産が続いている。
「あと1」の難産といえば、プロ野球・巨人の柴田勲である。1980年、19年目のシーズンを迎えた柴田は、この年の開幕前まで通算1957安打で、2000本安打(名球会入り)を視野に入れていた。
しかし柴田はすでに36歳。全盛時は過ぎており、安打もちょぼちょぼとしか出ない。しかし長嶋茂雄監督は柴田をスタメンで使い続けた。
7月29日、1999安打を放ったが、そこからあと1本が出ない。何と17打席無安打が続いた。そして8月7日のヤクルト戦(神宮球場)、その時はやってきた。第2打席、柴田の打球はフラフラとレフト前に落ち、2000本安打達成となったのだった。
そして次の試合からはお約束のように、柴田はスタメンを外れた。
ヒットを1本打つのも、将棋で1勝するのも、大変だ。堀口七段に話を戻せば、今後は順位戦に加え、王座戦、竜王戦、王将戦、棋王戦、NHK杯の予選が続く。なお銀河戦の予選は日程的に終わっているはずで、堀口七段の八段昇段のニュースがないことから、この予選でも負けているはずだ。
どうも、持ち時間の長い対局は体力的にキツそうだ。NHK杯なら指運の比重が高いので、勝利の期待値は高くなる。
だがNHK杯の予選は来年である。そこまで待たねばならないのだろうか。
5月10日 題94期棋聖戦一次予選1回戦 ○石川陽生七段
5月10日 第94期棋聖戦一次予選2回戦 ●西尾明七段
6月16日 第81期順位戦C級2組1回戦 ●井田明宏四段
7月8日 第8期叡王戦七段戦1回戦 ●近藤正和七段
7月14日 第81期順位戦C級2組2回戦 ●古賀悠聖四段
7月21日 第16回朝日杯一次予選1回戦 ●藤森哲也五段
8月5日 第64期王位戦予選1回戦 ●石川陽生七段
8月12日 第81期順位戦C級2組3回戦 ●阿部光瑠七段
9月9日 第81期順位戦C級2組4回戦 ●田中悠一五段
7月22日の時点で5連敗だったが、そこから3つ負けが伸び、8連敗となった。7月23日の記事で危惧したとおり、なかなかの難産が続いている。
「あと1」の難産といえば、プロ野球・巨人の柴田勲である。1980年、19年目のシーズンを迎えた柴田は、この年の開幕前まで通算1957安打で、2000本安打(名球会入り)を視野に入れていた。
しかし柴田はすでに36歳。全盛時は過ぎており、安打もちょぼちょぼとしか出ない。しかし長嶋茂雄監督は柴田をスタメンで使い続けた。
7月29日、1999安打を放ったが、そこからあと1本が出ない。何と17打席無安打が続いた。そして8月7日のヤクルト戦(神宮球場)、その時はやってきた。第2打席、柴田の打球はフラフラとレフト前に落ち、2000本安打達成となったのだった。
そして次の試合からはお約束のように、柴田はスタメンを外れた。
ヒットを1本打つのも、将棋で1勝するのも、大変だ。堀口七段に話を戻せば、今後は順位戦に加え、王座戦、竜王戦、王将戦、棋王戦、NHK杯の予選が続く。なお銀河戦の予選は日程的に終わっているはずで、堀口七段の八段昇段のニュースがないことから、この予選でも負けているはずだ。
どうも、持ち時間の長い対局は体力的にキツそうだ。NHK杯なら指運の比重が高いので、勝利の期待値は高くなる。
だがNHK杯の予選は来年である。そこまで待たねばならないのだろうか。