一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

9月21日の記事

2022-09-21 13:27:22 | 将棋雑記
同じ題材で恐縮だが、当ブログの「9月21日」の記事を集めてみた。

2009年9月21日
「18日の「将棋ペンクラブ大賞・贈呈式」(後編)」
幹事指定の居酒屋へ入ると、大きなテーブルがタテにふたつ並んでおり、その右奥に、児童文学作家の川北亮次さん、湯川博士統括幹事がすわっていた。意外なことに、ほかには誰もいなかった。怪訝に思って振り向くと、うしろに控えている会員らは、尻込み?してか、誰も席につこうとしない。いつの間にか、私からすわる形になっていた。
ここは左のテーブルに着くのが得策ではある。しかしそれでは、湯川幹事をあからさまに避けることにならないか。

2010年9月21日
「長い1日④・将棋ペンクラブ大賞贈呈式に参加する」
駒込からは東京メトロ南北線に乗って四ツ谷へ向かう。東京の地下鉄は年々路線網を拡げているが、この南北線ができたときは、格段に移動が便利になり、とても重宝した。
四ツ谷には午後6時15分ごろに着いたろうか。将棋ペンクラブ大賞贈呈式の開場は6時30分だから少し早いが、まあほどよい時間である。

2011年9月21日
「A氏夫妻と飲む(前編)・タイミングが悪かった」
「紀伊半島」と「キイハンター」は似ている。

「将棋ペンクラブ」幹事の中に、作家のA氏がいる。以前も書いたが、数年前の関東交流会・懇親会のとき、たまたまA氏が私の前に座った。
乾杯のあと、機関誌「将棋ペン倶楽部」の中で、印象に残った作品の話になった。
「中学生のオトコの子が、近所のおじいさんと将棋を指す話があったんだけど、あれはおもしろかったなあ」
とA氏。
「それ、だんだんオトコの子が強くなって、ある日事件が起こるヤツでしょ? 『運命の端歩』ってやつ」
と私。
「詳しいですね」
「だってそれ書いたの、私だもん」
「ええーっ!? あなたが!?」
「うん」
「あ、たしかに(名札に)大沢って書いてある!!」

2012年9月21日
「私がいままで読んだ中で、ためになった棋書ベスト3」
私は将棋の書籍は滅多に買わないが、それでも数十冊は自宅にある。きょうはその中から、ためになった3冊を紹介しようと思う。

第1位「米長将棋勝局集」米長邦雄棋聖・王将・棋王著
講談社文庫。昭和59年発行。420円。

2013年9月21日
「沖縄旅行2013・11「究極の選択」」
立原の浜は、午後4時半ごろに上がった。「プライベートビーチ」だからもっと泳いでいられるのだが、物事は何でもほどほどがよい。潮も満ちてきたし、このあたりが潮時だと思った。
海水パンツにTシャツ姿、頭に麦わら帽子というオッサン度丸出しのまま、宿に向かう。途中に屋良の浜があったので、そこにも寄って、一休み。実にのどかだ。
宿に戻ってシャワーを浴び、しばらくすると夕食の時間である。一日海で泳いで、食事。ふだんの仕事に対するご褒美といってしまえばそれまでだが、あまりに休みを満喫し過ぎて、バチが当たりそうな気がする。

2014年9月21日
「第26回将棋ペンクラブ大賞贈呈式(中編)」
続いて森内俊之竜王の謝辞。しかし言葉が詰まって、出てこない。天野貴元氏の波乱万丈の人生を思い、こみ上げるものがあったのだろう。
次は森信雄七段の謝辞。
「最近は弟子の活躍で呼ばれることが多いんですが、今回は私が主役ですね。『逃れ将棋』の題名は、100ぐらい考えました。家で問題を考えるのが楽しかった。これからは将棋のいろいろなジャンルを見直したい」
森七段はかつて将棋ペンクラブの大賞を2度受賞しているが、過去は代読で、今回は初めての来京となった。それほど今回の受賞は誇らしいものだったのだろう。

2015年9月21日
「第27回将棋ペンクラブ大賞贈呈式(3)」
上手 △女流初段 熊倉紫野
下手 ▲一公

▲7六歩△8四歩▲6八銀△3四歩▲7七銀△6二銀▲4八銀△5四歩▲5六歩△4二銀▲2六歩△3二金▲7八金△4一玉▲6九玉△5二金▲5八金△3三銀▲7九角△7四歩▲6六歩△3一角▲3六歩△4四歩▲1六歩(第1図)

熊倉女流初段は、茨城県古河(こが)市出身。師匠は高橋道雄九段。どちらも4月23日生まれで、師匠と弟子が同じ誕生日というのは珍しい。

2016年9月21日
「第28回将棋ペンクラブ大賞贈呈式(4)」
「今日は竜王戦(5組昇級決定戦)があったんですけど、増田君(康宏四段)にボロボロにされてしまいまして、贈呈式に間に合っちゃったんですね」
携帯中継もあったのに、早く終わって申し訳ない。私が本来ここにいてはいけないんです、ということらしかった。
もっとも教授のことだから、しっかり将棋は指したのだろう。
続いて上野裕和五段。「次は相振り飛車の本を出す予定です。現在はこれまで出た相振り飛車の本をすべて買って、勉強しているところです」
上野五段は、2013年の技術部門大賞受賞者。この前年の贈呈式で、「来年は大賞を獲ります」と宣言したのは記憶に新しい。次は相振り飛車の本で大賞を狙っているようだ。

2017年9月21日
「河口俊彦八段は、元宮崎県知事の東国原英夫に似ている」
15日(金)は、千代田区竹橋で「第29回将棋ペンクラブ大賞贈呈式」があった。
「第29回」とあるように将棋ペンクラブの歴史は古く、1987年11月、故・河口俊彦八段と観戦記者の東公平さんが発起人となり、観戦記の地位向上を目的として、同会が発足した。

その河口八段は、元宮崎県知事の東国原英夫に似ていると思う。

2018年9月21日
「決戦は金曜日」
11日(火)に台東区で受けた面接は、19日(水)に封書が届き、不採用となった。これは覚悟していたことで、先週中に連絡がなかった時点でアウトだと思った。だって本当に欲しい人材なら、すぐに連絡を寄越すはずだから。
落ちた今だから言うが、面接官は社長と年配の男性と若い女性だったが、年配の男性は途中でうたた寝を始めるし、女性はおもしろくなさそうに履歴書に目を落とすだけだし、第一社長から給料の話は出ないし、こりゃダメだと思った。

2019年9月21日
「タイトル戦の持将棋」
当ブログでは今月4日に、タイトル戦の第1局で千日手になったケースを紹介したが、今回は持将棋を調べてみた。
持将棋は局数が少なかったので、全局を記してみる。対局者の左側が持将棋局の先手。○●は指し直し局の勝敗。カッコ内は、シリーズの結果である。

2020年9月21日
「異例ずくめの社団戦(4)」

第3図からの指し手。▲6二金△7一歩▲6三角△7二歩▲同金△7一飛(第4図)

現在2勝2敗で最後の大一番。周りは人が集まり、固唾をのんで見守っている。時間もだいぶ押し、すでに20秒将棋になっていた。

2021年9月21日
「将棋版フォネティックコード」
将棋版フォネティックコード(通話表)を考えてみた。

・合駒の「あ」
・居飛車の「い」
・上手の「う」
・叡王の「え」
・王手の「お」
・角の「か」
・香車の「き」
・九段の「く」
・桂馬の「け」
・好手の「こ」


以上、13本。
2011年の記事に登場したA氏に、
「大沢さんの最近の『将棋ペン倶楽部』の投稿は面白くない。ブログのほうが面白いですよ。『将ペン』にも力を入れてくださいよ」
と言われたことがある。
私としてはどちらも力を入れており、むしろ将棋ペン倶楽部は訂正が利かないから、より時間をかけて書いている。しかし評価には、若干の乖離があるのだ。
とはいえ2019年アップの「タイトル戦の持将棋」は失敗した。これはA氏の言う通り、将棋ペン倶楽部に投稿すべきだった。当時は求職中だったので時間があり、けっこうな時間をかけた労作だった。内容もキッチリ完結しており、一本の話としてまとまっていたからである。
いまから将棋ペン倶楽部に投稿したら、反則だろうか。
コメント
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