日付変わってきょう12日の対局は、好取組が目白押しだ。
まずは竜王ランキング戦6組、植山悦行七段と小林宏七段の一戦がある。言うまでもないが、植山七段は、今期が最後の竜王戦になる可能性が大きい。
山男の小林七段は私のココロの師匠である、真部一男九段の弟子。第4期竜王戦では挑戦者決定戦三番勝負に進出したが、森下卓七段に敗れた。しかしそれでも立派な勲章である。
どちらも応援したいが、本局は植山七段に肩入れしないわけにはいかない。当人からは覇気が感じられないが、勝てば勝つほど対局料が出て、昇級すれば引退の時期も延びるのだ。植山七段には頑張ってもらうしかない。
続いて中井広恵女流六段-山口恵梨子女流初段の女流王位戦リーグ。「女流棋士ファンランキング」の1位と3位の戦いである。ふたりは今期の女流名人位戦B級リーグでも戦っている。中井女流六段は、同2位の室谷由紀女流初段との対局の機会も多く、私は中井女流六段がうらやましくてしょうがない。
竜王戦6組では、上野裕和五段の対局もある。相手は中村真梨花女流二段。なぜ中村女流二段が? と思うが、女流王将戦挑戦の実績を買われてのことだ。
女流王将戦は早指し棋戦になってだいぶスケールダウンしたが、タイトル戦はタイトル戦だ。竜王戦登場に十分の資格がある。
しかし数年前、石橋幸緒女流四段が女流王将戦に挑戦したときは、竜王戦への出場が叶わなかった。
中村女流二段は応援している女流棋士だが、やはり本局は上野五段を応援する。
12日はほかに、藤森奈津子女流四段のご子息、哲也四段の対局もある。やはり竜王戦6組で、対武市三郎六段である。
持ち時間5時間の将棋、もしくはリーグ戦を戦えることは、棋士冥利に尽きるだろう。皆さま、頑張ってください。
まずは竜王ランキング戦6組、植山悦行七段と小林宏七段の一戦がある。言うまでもないが、植山七段は、今期が最後の竜王戦になる可能性が大きい。
山男の小林七段は私のココロの師匠である、真部一男九段の弟子。第4期竜王戦では挑戦者決定戦三番勝負に進出したが、森下卓七段に敗れた。しかしそれでも立派な勲章である。
どちらも応援したいが、本局は植山七段に肩入れしないわけにはいかない。当人からは覇気が感じられないが、勝てば勝つほど対局料が出て、昇級すれば引退の時期も延びるのだ。植山七段には頑張ってもらうしかない。
続いて中井広恵女流六段-山口恵梨子女流初段の女流王位戦リーグ。「女流棋士ファンランキング」の1位と3位の戦いである。ふたりは今期の女流名人位戦B級リーグでも戦っている。中井女流六段は、同2位の室谷由紀女流初段との対局の機会も多く、私は中井女流六段がうらやましくてしょうがない。
竜王戦6組では、上野裕和五段の対局もある。相手は中村真梨花女流二段。なぜ中村女流二段が? と思うが、女流王将戦挑戦の実績を買われてのことだ。
女流王将戦は早指し棋戦になってだいぶスケールダウンしたが、タイトル戦はタイトル戦だ。竜王戦登場に十分の資格がある。
しかし数年前、石橋幸緒女流四段が女流王将戦に挑戦したときは、竜王戦への出場が叶わなかった。
中村女流二段は応援している女流棋士だが、やはり本局は上野五段を応援する。
12日はほかに、藤森奈津子女流四段のご子息、哲也四段の対局もある。やはり竜王戦6組で、対武市三郎六段である。
持ち時間5時間の将棋、もしくはリーグ戦を戦えることは、棋士冥利に尽きるだろう。皆さま、頑張ってください。