一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

第71期順位戦各予想・途中経過

2012-12-26 00:48:17 | 勝敗予想
第71期順位戦はそれぞれ6~9局を消化し、年明けの3局を残すのみとなった。私は5月22日に名人挑戦者および昇降級者を予想したが、きょうはその途中経過を記す。

<A級>
名人挑戦者予想…渡辺明竜王
現在4勝2敗で2位。首位は羽生善治三冠の6勝0敗なので、挑戦はかなりむずかしくなった。
降級予想…橋本崇載八段、谷川浩司九段
橋本八段は1勝5敗で最下位。谷川九段は2勝4敗で7位。

<B級1組>
昇級…木村一基八段、広瀬章人七段
行方尚史八段が9連勝で早々と昇級を決めた。木村八段は3勝6敗で13人中10位。昇級どころか、降級候補だ。
広瀬七段は6勝4敗で5位。順位も悪いので、昇級はかなりむずかしくなった。
降級…飯塚祐紀七段、井上慶太九段
飯塚七段は3勝6敗で11位。井上九段は2勝7敗で12位。

<B級2組>
昇級…戸辺誠六段、佐藤天彦七段
戸辺六段は4勝3敗で、昇級の可能性はほぼ潰えた。
佐藤七段は、5勝2敗で5位。順位も下位だし、上位者との直接対決もないので、こちらもかなりつらい。

<C級1組>
昇級…金井恒太五段、中村太地六段
金井五段は4勝3敗で、昇級の目はほぼなし。
中村六段は6勝1敗で、4位。上位3人との直接対決はないが、十分に昇級圏内である。

<C級2組>
昇級…菅井竜也五段、永瀬拓矢五段、牧野光則四段
菅井五段は6勝1敗で2位。残り3局も、自分の持てる力をすべて出せば、勝てる。
実力者永瀬五段は4勝3敗で圏外に去っている。負けた3局のうち2局は、降級点を2つ持っている藤原直哉六段と岡崎洋六段に喫したもの。他棋戦では活躍している永瀬五段だが、ここが順位戦の恐ろしいところである。
牧野四段は3勝4敗。

以上、予想14人中、最終的には4人の的中になりそうである。こんなことなら確認するんじゃなかった…。
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上野裕和五段著「将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編」

2012-12-25 00:06:21 | 男性棋士
2日の大野教室で購入した、上野裕和五段著「将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編」(マイナビ刊・税込1,470円)の内容紹介と感想を書く。

全3部構成で、第1部は「序盤の基礎知識」。序盤の基礎を解説する。
第2部は「歴史を振り返る」。3つの視点から、序盤の戦術を振り返る。
第3部は「現代振り飛車の主流戦法の紹介」。現在流行している4つの戦法を解説する。

第1部「序盤の基礎知識」。第1章は「序盤初めて講座」。序盤の大切さを説く。初心者にはむずかしいが、プロは序盤を重視している。むかし私が読んだ中原誠名人の本には、序盤の1歩損が勝敗に響くこともある、と書かれてあり、俄かには信じがたかった。しかしそれも棋力が上がるにつれ、理解できるようになった。それはとにかく、序盤の大切さが分かれば有段者であろう。
第2章は、「振り飛車の戦い方、囲い方一覧」。振り飛車の名称と、それぞれの囲いを紹介する。この形をしっかり覚えることが大切である。
第3章は、「居飛車の戦い方」。急戦と持久戦の戦い方を説く。居飛車はどちらを選んでもよし。囲いのバリエーションも豊富で、指していて楽しい。これが居飛車の醍醐味である。

第2部「歴史を振り返る」。第1章は「振り飛車対居飛車の歴史」。大山康晴十五世名人や森安秀光九段が用い大流行した振り飛車戦法。やがて居飛車穴熊が登場して猛威をふるい、それに藤井猛九段が「藤井システム」で対抗。さらに居飛車側が対抗策を編み出して…と、戦法の変遷を分かりやすく説いている。
第2章は、「棋士の意識の変化」。本書のいちばんの見どころがこれである。古くから言われていた格言、常識を見直し、新しい考え方を提唱する。棋歴の長い愛棋家ほど、「目からウロコ」であろう。
第3章は、「外部環境の変化」。棋譜や研究内容の、流布の変化を解説する。これを読むと、現在の私たちがいかに恵まれているかが分かる。プロ顔負けの若手強豪が現れるのもむべなるかな、である。

第3部は「現代振り飛車の主流戦法の紹介」。第1章「ゴキゲン中飛車」、第2章「石田流」、第3章「先手中飛車」、第4章「角交換四間飛車」と、それぞれの戦法を詳解している。おのおのさらに何節かに分かれており、さすがにここは著者の腕が鳴っているところである。執筆時現在の最新形まで紹介されており、好感が持てた。

以上だが、各章に挟まれている、1頁コラムの「ブレイクタイム」もおもしろい。1の「勝った直後の棋士はなぜ笑わないのか」の理由は、なるほどと唸らされた。6の「クリスマスイブの惨事」も大笑いした。

本書は上野五段の人柄がにじみ出ている、誠実な編集だった。再三書くが、ここ数十年の序盤の変遷が系統だてて説かれており、戦術書とは別に、一家に一冊置いておきたいところである。将棋教室のテキストに最適だと思う。

では、メリークリスマス。
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そうだ、長崎に行こう・5

2012-12-24 00:45:26 | 旅行記・九州編
きのう23日も将棋の夢を見たが、しつこくなるので、きょうはその内容を書かない。

(きのうのつづき)
私が乗った護衛艦は、「あさゆき」。いただいたパンフレットには、昭和58年12月起工、昭和60年10月進水と記されている。さらに「基準排水量…3,050t」「全長…130.0m」「幅…14.6m」「喫水…4.5m」「主機…ガスタービン4基(45,000馬力)」等々の性能が書かれていた。
錦戸亮似の彼が、何でも聞いてください、と言う。そう言われてもこちらは聞くことがない。船はお好きですか、と聞かれたが、興味本位で来ましたとは言えない。
「そうですね…横浜とか横須賀とかで船を見たことはあります」
と、意味不明の回答をするのみだった。
どうも話が滞りがちだ。こちらから何かしゃべらないと、間が持たない。
「船の色が灰色で、ずいぶん暗いですよね」
「あれは日本の海の色があの色と決められていて、その色を塗らないといけないのです」
日本の平均的な海の色が、あの鉛色らしい。確かに、冬の日本海はあんな感じではある。「護衛艦が航行中、目立ってはいけませんから」
「なるほど」
「アメリカでは、もう少し違った色になります」
沖縄の海だったら、日本の護衛艦ももう少し明るくなるのだろう。
先ほどカレーを食べたんです、と話を転じる。カレーライスは自衛隊でも人気で、航行中は金曜日に供されるという。コックさんも自衛官だそうで、その選任は個人の希望に関係なく、適性検査で選ばれるのだという。
案内の彼はまだ若手だが、東京まで航行したことがあるという。あさゆきも、先週までどこかを航行していたそうだ。
この後も私は、対象物をしつこく追いかけるアスロックランチャーや、76mm単装速射砲などの説明を受けた。
この前北朝鮮がミサイル発射したでしょう。あれなんかはどうなんです? と聞きにくいことを聞いたが、彼は思うところを率直に答えてくれた。
観光バスが来て、団体さんが乗ってくる。しかしガイドはひとりである。1対1の私は自分が優遇されている気がして、申し訳ない思いだった。
約20分のレクチャーを受け、あさゆきの見学は終了。彼も最初は緊張?していたふうだったが、次第に口調も滑らかになり、見事なガイドだった。私も大いに勉強になった。
最後は自衛官の面々に敬礼され、私も敬礼を返して、船を降りた。
再び倉島庁舎に入り、記念に100円のチョコレートアイスを買う。これが366kcal。こういう間食をするから、ブクブク太るのだ。
佐世保駅に戻るとタイミングよく、眼鏡岩行きのバスが来たので、飛び乗った。これは市内バスだから、一日乗車券を使って、タダである。
19分ほどバスに揺られ、堺木で下車。左手の町中を数分登っていくと、お寺が見えてきた。その公園の一隅に、眼鏡岩が聳えていた。高さ10m、長さ20mの扁平の岩に、大きな穴が2つくり抜かれている。裏側の墓地から登り、間近で見ると、異様な迫力だった。
公園入口の案内板を読むと、これは昼寝をしていた鬼が伸びをしたところ、足で開けてしまった、とあった。しかし本当のところは、数十万年前まだここが海だったころ、打ち寄せる波によってできた海食洞穴らしい。
ちょっと打ち捨てられたその雰囲気は、北海道東部にある、旧根北線の越川橋梁を想起させた。
帰りは西肥バスをやり過ごし、佐世保方面行きの市内バスに乗り込んだ。アーケード街の近くで降りて、中をブラブラする。きのうは閉まっていた「くっけん広場」なるものがあった。1階を覗くと、佐世保周辺の昔の街並みが、現在のそれと定点撮影されて、パネル展示されていた。こういう写真は、好きである。
アーケード街を出てしばらく歩くと、美味そうなカステラ屋があったので、一斤を2本買った。
駅前に戻り、フレスタ佐世保向かいのスーパーで、刺し身用の鯨肉を買う。去年と同じである。要冷凍で、東京に帰るまでは解けてしまうが、そこは保冷バッグを買って、少しでも遅らせるのだった。
その隣にある、「とんかつ浜勝」に入る。これが長崎最後の晩餐である。この店はアーケード街にもあったが、九州を中心に展開する、有名なチェーン店らしい。
いまは牡蠣の季節なので、「カキフライ野菜膳」なるものを頼んだが、ごはん、みそ汁、キャベツ、お新香…つまり揚げ物以外は、すべておかわり自由であった。
1杯目は麦ごはん、2杯目は白ごはんで、美味しくいただいた。これで990円は満足である。店員の教育も行き届いていて、これは繁盛するはずだと思った。
午後6時ちょうどに店を出て、長崎の旅もこれで終わり。あとは佐世保駅前から18時20分に出る、長崎空港行きの特急バスに乗るのみである。
しかし乗車時間が1時間45分とやや長い。ハイデッカーバスならまだしも、ふつうのバスならこの乗車時間はきつい。
そういえば、長崎行きの大村線18時11分佐世保発というのがあった。これの川棚着が18時47分。18時20分に佐世保駅前を出た特急バスが、川棚バスターミナルに19時08分に到着する。このルートのほうが、変化があっておもしろいのではないか。交通費もこちらのほうが、80円安い。
次に川棚に訪れるのは、早くて1年後とフンでいたから、思わぬ再訪に心の準備ができていないが、それもよかろう。
大村線に乗り、川棚で降りた。あんでるせんは第1、3日曜が定休日だから、店は暗く、ひっそりとしていた。マスターのマジックを堪能したのは1日前なのに、もう数日前のことのようだ。
まだ時間があるから近くのスーパーに行って、79円のペットボトルを買った。バスターミナルの窓口は、休日は閉まっている。ひとりベンチに座ってドリンクを飲み、特急バスが来るのを待つ。
川棚を訪れたのは1回増えて15回になったが、川棚から長崎空港に行くのはもちろん、バスに乗るのも初めてである。
あんでるせんでマジックショーを見たいけれど、場所がどこだか分からない、という人がいれば心配無用、と考える。長崎空港まで来れば、川棚バスターミナル行きの特急バスがバンバン出ている。空港まで来れば、ほとんど歩くことなしに、あんでるせんに着けるのだ。夜が遅くなっても、駅の反対側にはビジネスホテルもある。結局、本気で行きたいと思う人が行くわけだ。
定刻を4分遅れて、長崎空港行きバスの最終便が来た。バスは豪華なハイデッカー車である。これなら佐世保駅前から乗ってもよかった。
乗客は女性ばかり4人だった。
ゆったりとしたシートに腰を下ろす。無事最終ランナーに乗車して、私はなぜか「勝った…」と安堵し、ゆっくりと目を閉じた。
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そうだ、長崎に行こう・4

2012-12-23 00:17:18 | 旅行記・九州編
「あの、パールシーリゾートに行きますか?」
「◎×○●▲△?」
私は努めて優しく話しかけたが、彼女は不審者を見るような目で、母国語で返した。こうなってはダメである。私は、いえ、と言ってその場を離れた。
10時10分のバスに乗る。もちろん彼女らも乗った。20数分後、終点のパールシーリゾート着。すぐに観光船乗り場に向かった。
観光船…いや遊覧船は、「パールクイーン」と「海王」の2隻。パールクイーンは船体が乳白色で帆船風。海王は海賊船の趣だ。
11時発のそれはパールクイーンだった。先ほどの2人も乗船券を買っている。私も買った。1,200円のところが一日乗車券を提示して、1,000円だった。彼女らはふつうに1,200円を払ったのだろうが、やむを得ない。
九十九島の観光船は何度か乗ったことがあるが、佐世保駅から数十分歩いたところから乗った記憶がある。私の勘違いだろうか。
空は晴れ間が覗き、観光日和になった。11時00分、出航。多くの観光客は室内に留まるが、一部の人は船外に出る。私もそうで、島々はやはり窓ガラスなどの障害物なしで眺めたい。
ここ九十九島は、正式には南九十九島という。「九十九」は島の数が多いという意味で、島は99ではなく、実際は208ある…という放送が入る。デッキではそれとは別に、スタッフ氏が島のアルバムを片手にガイドをしてくれている。
船は穏やかな海の上をすべる。それぞれの島にはもちろん名前が付いている。牧の島、割島、大深島、松浦島、亀の子島…。前方に見える形のいい山は、何という名前だろう。
例の女性もデッキに出ている。ちょっと気になるが、もう私の出る幕ではない。
入り組んだ島の間を、船は蛇行しながら侵入する。入江で180度ターンするときは、物凄い迫力だった。
11時50分、着岸。折よくお昼である。佐世保バーガーや洋食屋などがあるが、私はラーメン屋に入った。長崎に来てからこんな食事ばかりだ。
あご(トビウオ)ラーメンを注文する。名前のとおりトビウオを出汁にしていて、全国的にも珍しいようだ。ベースは豚骨だが、臭みもなく美味かった。昨今の豚骨ラーメンは臭くないのかもしれない。
ここパールシーリゾートには水族館もあるが、横に中井広恵女流六段がいるならまだしも、男ひとりでは楽しむ気も起きない。
12時45分のバスで佐世保駅前に戻る。帰りの飛行機は長崎空港21時10分だから余裕はあるが、もう遠出はできない。
弓張岳や石岳に行きたいが、土休日ダイヤで便数があまりなく、断念した。
佐世保駅からは松浦鉄道が分岐している。しかし乗りつぶすにも時間がない。ほとほと困り果てて、私は駅構内にある観光情報センターに入った。お姉さんに教えを請うと、駅東にある海上自衛隊の艦艇見学を推してくれた。ほかにもいくつか教えてもらったが、その中で私は、瀬戸越町にある眼鏡岩をチョイスした。
まずは海上自衛隊へ。県道11号をそろそろと10分ほど歩き、「海自佐世保基地業務隊」の看板を右折する。受付で住所・氏名・電話番号を記入し、首から番号札をぶら下げ、入場した。私の旅ではときどき出てくる、社会科見学である。
数十メートル進んだ奥の海辺には、護衛艦が数隻係留されていた。灰色一色で、物凄い迫力だ。あの船に上がることができるのだろうか。まずは、恐る恐る写真に収める。
左を見ると、水兵さんの姿が見えた。ちょっと恐くなって、私は倉島庁舎に入った。さっき受付で、「先に庁舎からお入りください」と言われた気がしたからだ。
1階には売店があり、雑誌やアイスクリーム、アーミーグッズなどが売られていた。何かの記念に買っていきたいが、どれを買っても、家では邪魔になりそうだ。
売店を出て、隣接する食堂に入る。海上自衛隊といえば「カレーライス」が有名で、どこでも名物にしている。果たしてここも「海軍さんのカレー」が供されていた。
それを頼むが、本旅行2度目のカレーである。サラダと目玉焼きが付いて500円はお値打ち。自衛隊だから利益を求めていないのだ。
美味しくいただいて、いよいよ護衛艦に入る。船の前にタラップがあったので上がって行くと、女性の自衛官から、あちらのほうからお入りください、と注意された。それで後方から上がろうとしたら、またも注意された。
ひとつ隣の護衛艦に入れ、という意味だったらしい。
指定された護衛艦に乗船すると、入口で自衛官が敬礼で迎えてくれた。何人か先客がいたが、それぞれ自衛官が付いてガイドしてくれている。もちろん親切心からだろうが、勝手な行動を抑止する意味もあるのだろう。
私にも自衛官が付いた。後で思ったのだが、関ジャニ∞の錦戸亮に似た、青年だった。
(つづく)
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21日の朝に見た夢

2012-12-22 10:49:49 | 
21日の朝、またも将棋の夢を見た。場所は私が通っていた小学校の体育館。7人一組で、メンバーには羽生善治三冠、大野八一雄七段、歌手の大友康平らがいた。なぜ大友康平がいるかと思うに、前夜大友康平が出演しているドラマを、録画していたビデオで観たからだろう。ほかのメンバーはよく分からなかった。
いずれにしてもプロ棋士が入っていることから、アマプロ混合だったと思われる。おもしろいのが、メンバー内で対局をしていたことだ。これを合理的に解釈すれば、チーム内の勝者が、本戦トーナメントに出場できるのだろう。
午前中に2局指し、私は2勝。相手は不明だった。対局は椅子と机ではなく、六寸盤を使用していた。3局目は熱戦になり、昼休み時間にも食い込んだ。これも私が一手勝ちを収めた。局後の疲労感が心地よかった。
このとき私は尿意を催していたのだが、それを感じながら将棋の強い人と指している夢を、以前も見た記憶があることを、この夢の中で考えていた。
感想戦を終えると、すぐ脇に設置してある緑色のネット越しに、中井広恵女流六段の姿が見えた。どうも、中井女流六段が7人目のメンバーだったらしい。いまから来たのでは不戦敗があり予選を突破できないが、そこは夢だから関係ないのである。
中井女流六段は私を見てニッコリ。だが、なぜか私はビビっていた。どうも11月の合宿のとき、クルマの中でチクチクやられたのが、よほど堪えたようだ。
中井女流六段は19日に続いて中1日で再登場。実はきのう寝る前、以前ビデオに録っていた「将棋フォーカス」(5月20日放送)を観たのだが、その特集が「全米将棋選手権」で、そこに指導棋士として赴いていた中井女流六段や大野七段の姿が印象に残っていたのだろう。
だが理由はどうあれ、これはもう、私が現実世界でも中井女流六段との再会を所望しているとの証左である。ただそのとき、私は感激するより先に、ビビる、ということが分かった。
余談だが現実の大野七段は、歓迎会の席において、ポップな姿でカラオケに興じていて、なかなか斬新だった。
午後は羽生三冠と対局することになるが、手合いは角落ちだったか。どうも私は午前中に大野七段と対局したようなのだが、その手合いが平手だったか角落ちだったか忘れたが、とにかく羽生三冠との手合いのほうが、大野七段より上手に厳しくなっていた。
同じプロなのに下手が手合いを変えるとは失礼千万で、棋友が苦笑していた。
…というところで目が覚めた。
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