第二次大戦下が激化し、枢軸が劣勢になっていくと、もはや日本とドイツの連絡手段は潜水艦しか残されていませんでした。怪しげなシロモノを日本へ運び込む常套手段として、映画『サンダ対ガイラ』とかマンガ『ラブリーブラッド』とかではお馴染みの話です(偏ってます)。
虚構はともかく、CAD図面でもメールで送れる今の時代では信じられないかも知れませんが、いくら無線が優秀でも当時の技術ではエンジンや機体の設計図は送れません。
そういうわけで設計図や稀少資源の輸送や人員の交流のため、戦争中もせっせと日独間を潜水艦が往復し、連合軍の航空機や駆逐艦にがっつんがっつん沈められていましたが、時代背景を描きつつ、こうした潜水艦輸送の経緯を生還した乗員の手記や証言から再構成したもの。
図版が全体の約1/3で、なんか体育会系の合宿スナップ写真集に見えないこともないですね。
「伊号潜水艦訪欧記」★★★
【潜水艦】【ドイツ】
虚構はともかく、CAD図面でもメールで送れる今の時代では信じられないかも知れませんが、いくら無線が優秀でも当時の技術ではエンジンや機体の設計図は送れません。
そういうわけで設計図や稀少資源の輸送や人員の交流のため、戦争中もせっせと日独間を潜水艦が往復し、連合軍の航空機や駆逐艦にがっつんがっつん沈められていましたが、時代背景を描きつつ、こうした潜水艦輸送の経緯を生還した乗員の手記や証言から再構成したもの。
図版が全体の約1/3で、なんか体育会系の合宿スナップ写真集に見えないこともないですね。
「伊号潜水艦訪欧記」★★★
【潜水艦】【ドイツ】