最近になって、衝動的にアマゾンとbk1で高野著作のまとめ買い。まあ、ポイント消費と抱き合わせの送料の都合とも言うけれど、その3冊目。今回は、怪魚を求めてインドへ渡ろうという話。
インドを旅行していたある人が、海岸で水揚げをされているサメのような魚を見つけ、これは面白いとスケッチしたのが始まり。体長2m。背中にトゲの生えたワニのような鱗。脚っぽいヒレが前後二対。漁師はこんなもの珍しくないとでもいうようにさっさと切り分け、近所の女たちが寄って集ってカレーの材料にと持ち帰ってしまったというのだけれど、それがインターネット上で発表されるに至って、「こんな魚が存在するとしたら大発見だ」とUMAマニアの評判に。
そこで本当にいるかどうか確かめようと、目撃者から聞き取り調査をする一方、現地の言葉を学習したり、魚類学者に話を聞きに行ったりと念入りな準備を進めるのだが、最大の難関は意外にもインドへの入国手続きだった……。
まあ、シーラカンスだって世紀の発見!と認識されるまでは、地元の人間は釣り上げたら食っちまってたといいますからねえ……。
半信半疑……というより、実在しないと信じ切った様子でインドでの探索行に加わったキタさんのメールがなかなか良い感じです(笑)
【UMA】【越境】【鮫】【ワニ】【ウモッカ】【高野秀行】
インドを旅行していたある人が、海岸で水揚げをされているサメのような魚を見つけ、これは面白いとスケッチしたのが始まり。体長2m。背中にトゲの生えたワニのような鱗。脚っぽいヒレが前後二対。漁師はこんなもの珍しくないとでもいうようにさっさと切り分け、近所の女たちが寄って集ってカレーの材料にと持ち帰ってしまったというのだけれど、それがインターネット上で発表されるに至って、「こんな魚が存在するとしたら大発見だ」とUMAマニアの評判に。
そこで本当にいるかどうか確かめようと、目撃者から聞き取り調査をする一方、現地の言葉を学習したり、魚類学者に話を聞きに行ったりと念入りな準備を進めるのだが、最大の難関は意外にもインドへの入国手続きだった……。
まあ、シーラカンスだって世紀の発見!と認識されるまでは、地元の人間は釣り上げたら食っちまってたといいますからねえ……。
半信半疑……というより、実在しないと信じ切った様子でインドでの探索行に加わったキタさんのメールがなかなか良い感じです(笑)
【UMA】【越境】【鮫】【ワニ】【ウモッカ】【高野秀行】