「きっと自分の心をかんぺきに隠したって、幸せなんかこないんだ。自分の気持ちに嘘をついて生きていくなんて、そんな人生はそっちの方が嘘だ」
……と言いつつ、結局は嘘の仮面をかぶって生きていくことを選択した倉持ユーキの言葉。
誰にも言えない秘密を持つ少年・倉持ユーキは、ある日、電車でのっぺらぼうに遭遇する。びっくりして逃げて、なんとか学校にたどり着いたユーキの前に、1人の美少女が立ちふさがり「責任を取れ」と詰め寄った……。
こうしてユーキの平穏な日々は終わりを告げた。
奇妙な三角関係が生まれる陰で、黒い魚が街中にあふれ、人々の心がおかしくなっていく。そして戦場と化した学園で、ユーキは全てを救おうと決意するのだが……。
キャラ萌えだけで、中身もないまま会話とドタバタだけで枚数を稼がれる話ってのはキライだし評価も高くはなく、この話もそんな感じで始まったのだけれど、終わってみれば主人公・ユーキが通学電車で遭遇したのっぺらぼう騒ぎから、謎の少女・神野真綾の乱入、主人公に思いを寄せる学園のアイドル・音無玉樹との三角関係でわーっとお約束の展開に持って行きながら、後半1/3はひたすらヒロイン同士の壮絶なバトルシーンが続くという豪快な構成。
お約束なキャラクターを絞って配置し、舞台を限定し、壮大な設定などは広げず、ラブコメ的な展開から一気に超能力バトルに持って行き、そのまま一気呵成に決着をつけてしまってます。荒削りさを感じさせず、勢いだけが感じられました。
久々に、一気読みでき、笑えて、萌えて、燃えて、読後感は爽快という1冊。こういうのなら読めるよ。
最後に気絶するタマが良いね。
【滅びのマヤウェル】【その仮面をはずして】【岡崎裕信】【西E田】【無色】【殺人鬼】【召還】
……と言いつつ、結局は嘘の仮面をかぶって生きていくことを選択した倉持ユーキの言葉。
誰にも言えない秘密を持つ少年・倉持ユーキは、ある日、電車でのっぺらぼうに遭遇する。びっくりして逃げて、なんとか学校にたどり着いたユーキの前に、1人の美少女が立ちふさがり「責任を取れ」と詰め寄った……。
こうしてユーキの平穏な日々は終わりを告げた。
奇妙な三角関係が生まれる陰で、黒い魚が街中にあふれ、人々の心がおかしくなっていく。そして戦場と化した学園で、ユーキは全てを救おうと決意するのだが……。
キャラ萌えだけで、中身もないまま会話とドタバタだけで枚数を稼がれる話ってのはキライだし評価も高くはなく、この話もそんな感じで始まったのだけれど、終わってみれば主人公・ユーキが通学電車で遭遇したのっぺらぼう騒ぎから、謎の少女・神野真綾の乱入、主人公に思いを寄せる学園のアイドル・音無玉樹との三角関係でわーっとお約束の展開に持って行きながら、後半1/3はひたすらヒロイン同士の壮絶なバトルシーンが続くという豪快な構成。
お約束なキャラクターを絞って配置し、舞台を限定し、壮大な設定などは広げず、ラブコメ的な展開から一気に超能力バトルに持って行き、そのまま一気呵成に決着をつけてしまってます。荒削りさを感じさせず、勢いだけが感じられました。
久々に、一気読みでき、笑えて、萌えて、燃えて、読後感は爽快という1冊。こういうのなら読めるよ。
最後に気絶するタマが良いね。
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