以前から行って歩いてみたいところであった。ここには横穴墓が六基あったらしく、うち三号墳の一基が整備保存されている。渓谷を挟んで東側に御岳山古墳、西側に野毛大塚古墳が所在する。ここを歩いてみたかったのだが恐らくは叶わないことであろう。
そう言えばＮＨＫの「ぶらたもり」でも歩いていたな。
様子を窺いに来ている。所謂斥候の役目だろう。
大丈夫と見るや否やあっという間に寄せて来る。黒いのは西瓜の種なんだが・・一つも食べない。選り好みしている場合か。
この二羽は親子のようだ。小首をかしげるとはこのことのようだな。この雀の集団は全部で１３羽だった。餌の少なくなる時分になったら余計に与えてやるからな。雀の涙ぐらい流してくれれば嬉しいのだがな。
さて、墳頂に登ってみよう。おや・・・
舟形石棺である。縄を引っ掛ける突起があまりにも目に付くな。レプリカでも何でもない。安置していると言えばそれまでだが・・・うーむ、ほたっていると言ったほうが良いぞ。よしんばレプリカであったとしてもだ。切妻形の蓋があったとのことだ。
小ぶりである。径７ｃｍほどしかない。これを食べ方の案内に沿って・・・
頭とお尻を切る。抜けばたまちる氷の刃・・・・知る人ぞ知る言葉かな。
大雑把に剝いたものだ。これから角を削いでゆく。あんがい白い部分が厚いんだな。
見るからに美味そうだろ。今まで食べた柑橘類とは全く異なる味だ。ただね、我輩は白い部分は食べない。やはり純粋に柑橘を味わいたいからな。しかしながら、この大きさだと物足りないぞ。
残った皮は刻んでとって置く。マーマレード作りに挑戦だ。出来る事なら美味しいレモネードを飲みたいぞ。
