曜白朝顔である。これは11年前の写真だ。父が亡くなって二年後、実家で種を見つけてからのことであった。
我輩が望む朝顔である。ところがこれから五年後には奇形が出来、種も少なくなって、遂には花を付けなくなってしまった。それはそうだろう、ずっと同じ物ばかりだからな。
これが父の朝顔であり、我輩の朝顔でもある。もうなくなってしまったがな。
雀のお宿
以前住んでいたところで雀に餌を与えていたのだが、こっちに移ってきて・・雀の姿を見ないもんだからどうしたもんかと思っていたのだが、最近その姿を見ることが出来たし、前庭にも来るようになった。それで米を少し撒いてみる事にしたら、催促してくるんだ。その割には我輩の顔を見るとすぐ逃げだしてしまう。少しは愛嬌振りまけよな。
写真が悪いのは網戸越しに写しているからである。そこはご容赦願う。