街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

山桜

2009-03-21 06:51:50 | 朝顔 花



 自宅の窓から山を見ると大きな山桜が周囲を圧倒している様子が見える。もう大分以前から気にはなっていた。一本桜であれば見事なものではなかろうか。
 その疑問を解消するためには現地に行って見なければ判らないことである。
久しぶりに連休となったので今日こそは行ってみようと思う。最近はとんと街道から外れている。花ばかり追っているようだ。しかし、そろそろ街道を歩く予定である。と言ってもまた同じ街道だろうと揶揄されそうだ。はたしてそうなのだからそれもしようがない。
 今日は少し山に分け入ってみよう。おっと遭難した時のことを考えていなかった。キャラメルを買っておくべきだったかな。
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さいたさいた桜がさいた

2009-03-20 09:27:13 | 朝顔 花

ここ安部山では昨日来の暖かさで桜の芽がほころび始めた。あと一週間もすれば満開になるだろう。
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椿展

2009-03-19 09:37:49 | 朝顔 花


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2009-03-18 17:51:02 | 朝顔 花

 手前にある桜は花をつけているのだが、向うの桜はいまだに蕾が固い。実は以前ここにあった桜がトラックに倒されてしまったので若桜に植え替えたのである。 
 丁寧に育てられたのであろう一週間も早く咲いたと言うことであった。

 ご覧のようにソメイヨシノではない。三月半ばではあるがもう既に満開である。
今日十八日は公立高校の合格発表である。当に桜咲くの季節になってきた。
 楽しみである。
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寝台特急富士 を見送る

2009-03-17 09:42:24 | 寝台特急富士


もうなにも言うことはありません。

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寝台特急富士ベストショット

2009-03-16 09:05:47 | 寝台特急富士


寒風の中で40分待った甲斐があった。もうこの姿を見ることは出来ない。
無くなるとは夢にも思わないから何かの機会にでも撮影しようなどと思っていたのである。しかし、これが最初で最後の写真なのだ。気持ちばかり焦ってしまってどうしようもなかったが我ながら上手に撮れている。群がる人も無くただ一人の独壇場であった。
このED7690は、前夜上りの富士を牽引した機関車だった。大分 門司間を何度となく往復したのだろうな。お疲れ様。
九州管内では客車列車はイベントで8600型蒸気機関車が牽引する人吉号だけとなった。あのゴトンゴトンを身体に感ずることはもうあるまい。
さあ皆さん 寝台特急富士 最後の雄姿 じっくりと見ていただこう。

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寝台特急富士 を待つ

2009-03-15 08:39:33 | 寝台特急富士


寒風を突っ切って九州最後のブルートレインとなった。昨晩は涙雨を誘った。
本日は何処かで名残雪を誘ったそうだ。
昨日も今日も定刻に走ることが出来なかった。御蔭で風邪をひいてしまったが、そんなことは言っておられない。シャッターを押している間は寒さなど忘れている。目の前に迫る。シャッターを押し続けている。(明日はベストショットを見ていただこう)

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寝台特急富士 を待つ

2009-03-14 12:42:43 | 寝台特急富士


90分遅れということで出直してきた。ところがである。また30分遅れているのである。ようは120分遅れたわけだ。と、あと40分も待たねばならん。
寒風の中をじっと堪えて待った。線路脇の菜の花が強い風で大きく揺れていた。
ふと跨線橋を見上げるとあのご夫婦も来ている。「120分遅れてますよ。11時20分小倉を発車しているからもうすぐ来ます」と声をかけた。「払い戻しやな」「はは、そうですね」



駅のアナウンスが流れた。私とそのご夫婦のために流してくれているのである。すると駅横のマンションの上からも声がする。「お父さん来たよ。お父さん来たよ」 やはりじっと待っている人がいたのだ。
愈々その時が来た。本当の最後の瞬間が来たのである。我々がどんな思いで待っていたかも知る由も無く、そしてそれはやって来た。

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寝台特急富士 を待つ

2009-03-14 10:03:23 | 寝台特急富士


3月も半ば、桜も開花したというのに寒波が襲ってきた。そんな寒風が吹き荒れる中、昨日の一組の夫婦が跨線橋の上でいまや遅しと待ちわびている。
その夫婦だけではない。私も寒さを堪えて待っていたのである。
ところが、どうもおかしい。予定通過時刻を過ぎてもやって来ない。そこに普通列車が入ってきた。目の前に運転士が見えたので尋ねてみると、きまり悪そうに「あー富士ですか。90分遅れています。山口県内で人身事故のため90分遅れていますよ」
「えー、また事故か。昨日も事故で40分遅れたからな」「そうですね、あとのことは駅員に尋ねて下さい」と言いつつ発車した。
私は駅員にまたあとで来たいので一度使った入場券で入っていいかとお願いをした。すると駅員は一も二も無く快諾してくれた。そして、すぐさま夫婦が待っている場所に行きその旨を伝えたのである。その夫婦も私がホームにいるのを知っていた。気になっていたようだ。「しょうがないですね。本当の最後を見たかったのですが。わざわざ有難うございます」と言って帰って行かれたのである。

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再見 ブルトレ 富士

2009-03-14 08:24:54 | 寝台特急富士


上手く写真を撮ることが出来なかった。九州発 特急富士 の最後だ。万感の思いを込めてその後姿を見送った。
奇しくも特急富士の最後がこの三組の夫婦に一期一会の機会を与えてくれたのだ。それぞれ近くに住んでいるのだ。住んでいても話す機会も会うと言う機会もない。それは普段では当たり前のことだ。それが「最後の富士」という言葉だけでここに集うことになった。その偶然か必然かはともかくとして心から嬉しく思ったのである。 
もう一列車。これも上り最後の「寝台特急はやぶさ」もやはり人身事故のためにそうとうダイヤが乱れたと言う。
あるご婦人がしみじみと言った「また復活すればいいのにね」心に残るのである。 
それで「さよなら」ではなく中国語の「再見」にしている。

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