街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

再見 ブルトレ 富士

2009-03-14 07:45:03 | 寝台特急富士


ヘッドライトを輝かして列車が来るたびにどきどきするのだが、「あっ、このヘッドライトは腰の位置にあるから違う。」「あっ、このヘッドライトは四つあるから特急ソニックだ。違う違う」それこそ悲鳴に近い声を上げている。
おっ。ヘッドライトが見えた。三組の夫婦は目を凝らしている。シンクロしているのだ。皆ホームから身体を乗り出して見入るのだ。
「あっ、ヘッドライトの位置が違う。頭の所にある。」両手の指を輪っかにして額に押し付け皆にジェスチャーで見せる。皆一斉に「来た来た来た」
それぞれの思いを胸にカメラを構える。轟音とともに目の前を走り去って行った。

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再見 ブルトレ 富士

2009-03-14 07:22:30 | 寝台特急富士


待ち遠しい。既に通過予定時刻を過ぎている。早く来ぬかと気が堰いている。 
と、駅のアナウンスが入る。なんと事故で40分遅れているのだ。
「富士をお待ちのお客様、ただいま富士は人身事故のため行橋駅に停車中です。もう暫くお待ち下さい」
「富士をお待ちのお客様、ただいま富士は行橋駅を発車しました。もう暫くお待ち下さい」19時10分である。
本来ならば門司駅19時15分発なのだがこればかりはしようがない。
来ることに間違いは無い。三組の夫婦はお喋りしながらその姿を今か今かと待っているのである。
それにしても駅長さんのアナウンスは有難かった。たった三組の夫婦のためにアナウンスしてくれたのだから。

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再見 ブルトレ 富士

2009-03-14 07:10:39 | 寝台特急富士


最後の雄姿を目に焼き付けようとして駅に来たのは我々夫婦だけではなかった。
我々を含めて3組のご夫婦である。最後という言葉に感傷が潜んでいるのであろう。雨の中にも関わらずその気持ちに押されてやって来ているのである。
彼らは熱心な鉄道ファンではないが、親戚、肉親が鉄道関係者だったりして、最後の姿を退職した親戚や肉親にオーバーラップしているようであった。

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再見 ブルトレ 富士

2009-03-14 07:01:03 | 寝台特急富士


3月13日18時40分 「とある駅日豊本線上りホーム」 冷雨降りしきる中
最後の雄姿を目に焼き付けるために立っている。
露払いのようにして普通列車がなにごともないように滑り込んでくる。
そう、皆さん既にご存知であろう。寝台特急「富士」最後の上りである。

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椿展

2009-03-13 06:53:11 | 朝顔 花

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椿展

2009-03-12 04:03:29 | 朝顔 花


 ここしばらくは色々な椿を見ていただくことになる。
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椿展

2009-03-11 09:27:51 | 朝顔 花

 展示場前庭に咲く水仙。清らかな水辺に咲いていればギリシャ神話を思い出すであろうにな。

 展示場の入口付近とはこんなものだろうか。一山幾らというような光景だ。

 私にとっての標準木で、「やぶつばき」である。
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またまたまた汐湯(母編)

2009-03-10 05:36:09 | 中津街道


 またまたまた汐湯(母編) は今回で終了です。これっきりではありません。
今月末にも行く予定です。石垣上の桜が気になるところです。
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またまたまた汐湯(母編)

2009-03-09 09:14:44 | 中津街道

 母は緊張の面持ちである。境内の空気がそうさせている訳ではなく、このあとにはじめてデジカメのシャッターを押すのである。このことがそうさせているのである。事実私の写真を撮るのに五分も掛かってしまった。そして押したのはいいが二度押ししたのである。連写である。

 さて、みすぼらしく立っている。目を隠そうかと思ったけれど余計に悪さが加わるようでそのままにした。殆ど新聞にでも載りそうだ。まだ母との写真が無いので近々写すことにしよう。ブログを見ていただいている方々には嫌悪感を憶えなければと、ただ心配するのみだ。多謝多謝多謝。
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椿

2009-03-08 08:29:09 | 朝顔 花


 薦神社内に咲く椿である。「またまたまた汐湯(母編)」終了後椿展出品を垣間見ていただこうと思う。しかし、もう少し汐湯は続く。
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