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何処か街道の宿場町を思わせる街並みである。いつも思うことだが筋が直線でないのが好い。心なしか右か左かに弧を描きつつ街並みが延びて次に現れる佇まいが楽しくなる。歩くということが楽しいものだと気付かされるのである。
写真の左の家の格子のところに花が生けられているのがお判りになるだろうか。
竹を少々細工して花器にしている。これがあちこちに見受けられることになる。
散策する我々へのおもてなしであろうか。粋な心遣いではないか。
毎日のように花を替えるのだろう。新鮮である。
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長閑だ。右の家にも花が飾られている。雨樋の中頃だ。こうした小さな心遣いがこの街を大事にし、訪れる人々の気持ちを癒してくれているのであろう。しばし足を止めてみている。汗も少しひく様だ。