
しばらくぶりに、京奈近シリーズ。まだまだ続く(予定)。もう一月以上前で、忘れかけてきたが、写真を頼りに、思い出し出し書いてみたい。
三尾から下りてきた。仁和寺の前で、そばを食べてから、等持院に行った。
初めてだ。14世紀に足利尊氏によって建てられたお寺だが、尊氏は朝敵というイメージがあって、人気は、いまいちのようだ。ただ、開山は、あの夢窓疎石で、中は、歴史あり、名園あり、行った価値は十分あった。

門は小さめ。

しばらく行くと、庫裏があった。

すぐ方丈があって、そこに庭園があった。

その反対側には、回遊式庭園があった。これまた立派。清漣亭と呼ばれる茶室も見える。

ちょうど椿の花が、苔の上にぱらぱらと落ちていて、奇麗だった。有楽椿と呼ばれる名木らしいが、間違ってたらごめん。

茶室前から、方丈を見るとこんな感じ。夢想国師の作と言われる庭だが、よくできている。ぐるっと散歩しながら見る景色それぞれに発見がる。

この太鼓橋のような廊下の先にあるのが、霊光殿。足利歴代が祀られている。歴代将軍の結構写実的な木像が並んでいる。

橋のたもとに、足利尊氏のお墓がひっそりとあった。