かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

京奈近その5 妙心寺

2010年03月16日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )



等持院から南にちょっと行くと妙心寺がある。ここも、初めて行った。



北門から入ることになるが、まずは、その広さと、塔頭の多さに圧倒される。一つ一つが立派なのだが、あげていたらきりがないので、その内一つだけ、明日紹介したい。



ここが、大方丈。拝観受付がある。ここから、案内ツアーが、定期的に出ている。20分おきか、30分おきか、忘れたが。妙心寺に来たら、これは、マストだ。



法堂、仏殿など、大きな建物が並んでているが、その法堂の中に入れるのだ。
この写真では、手前から、三門、仏殿、法堂。圧巻だ。
この法堂の天井には、八方睨みの龍が描かれている。直径約12mの円の中に、狩野探幽により雲龍図が描かれており、それは、見事なものだ。解説付きで、じっくりと、観賞することができる。



もうひとつ案内してもらえるのが、この明智風呂。明智光秀が、秀吉に打ち取られた後、ここで密かに供養されていたという。その後、一般にも公開されていたという。



風呂といってもスチーム風呂。手前の釜で煮たったお湯を、その奥の箱の中に流し込み、その上にあるスチーム部屋を暖めるのだ。その前に、かいた汗を流す洗い場があるが、使えるお湯は、桶三杯だけだったという。



これが、そのスチーム部屋。日本に、そんなお風呂が、昔からあるとは知らなかった。



順序が逆になるが、これが、三門。桃山時代のもので、重文だ。もちろん、前述の、法堂、仏殿も重文。古い建物ではないが、その造りは、どっしりした重厚なものだ。

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