かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

奈良京都 空白を埋める旅その8 葛城の道③ 高天彦神社

2014年01月04日 | Nara ( Japan )
今日は、初打ちだった。
一進一退。ということは、安定しないといういこと。年末までに、ちょっとは上達したいのだが、たぶん一進一退が続く?



菩提寺から、高天彦神社への道は、葛木の道コースのメインルートではないが、地図には記されている。
ところが、その道への入口は、こんな感じ。
説明によると、立ち入りを制限しているのではなく、畑を荒らす野良猫(猪?)の侵入を阻止するためらしい。
この程度で、野良猫が入らなくなるのかはわからないが。



道自体も、こんな感じで、あるのかないのかわからない。



一応、手すりらしいものはあるが、道自体は、崩れかけている。



大丈夫なのか。



そして、田畑がある風景が開けた。



まだ半分ぐらいかなを思って、また山道に入っていたのだが、実は、ここはほぼ終点であったことが、後からわかった。
ここからひたすら山道を登ったのだが、いっこうに着かず.....



ついに、こんな案内板が登場。
知らぬ内に、金剛山に登っていたのだった。参った。
体力と、時間を、えらく消耗してしまった。
先ほどの開けたところの近くに、高天彦神社を発見した。



一見、普通の神社である。



説明には、

高天彦(たかまひこ)神社
当神社は金剛山中腹の脱摩幽谷のこの勝地に鎮座し、社殿ができる以前より背後の円錐状の峰(白雲岳)を御神体とされて、高天彦大神、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)始め市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)菅原道真公を祀って御祭神を成っています。

本殿の高皇彦霊神は、高御産巣日神とか高木神などと記され古事記の冒頭に登場しています。
「天地初めて発けし時、高天の原に成れる神の名は天之御中主神、次に高御産巣日神、次に神産巣日神、この三柱の神は、みな独神と成りまして、身を隠したまひき」と記されていて、高い位の神様とされています。
天孫降臨や神武神話の重要場面で高天原の指令者として大活躍をする(日本書紀)とされています。

高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
むすび・・・天地万物を産(む)し成す霊妙な神霊、万物の生成、育成、発展
むす・・・(うむす)の約、生す、産す、発生する、生まれる、蒸す、苔むす、むすこ、むすめ、契をむすぶ等
人間始めて、全て生物は蒸(むす)されているから体温が有り、生命がやどり維持されていると言われます。
この様に、万物の誕生、育成、発展を司る神様として、古代より崇拝されている高天彦大神です。

とある。



かなり本家本元に近い神社であることは間違いない。それが、何故、葛城の道にあるのか?
古代史の核心に近づいてきた?
コメント
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