
葛城の道もいよいよ終盤。
六地蔵は、普通の民家の前の道路の真ん中に鎮座していた。

遠い昔から、深い信仰の対象であったのだろう。
摩耗が激しいが、今も、花が供されている。

一応、六地蔵が、葛城の道の終点(御所からスタートする時は、起点)になるようだが、その近くに、鴨山口神社がある。

葛城の道の方から、入ろうとすると、ちょっと入口が見つかりにくいが、そう大きな町ではないので、うろちょろすれば、見つかる。

説明書きには、
葛城山麓の扇状地、櫛羅大湊に位置する本社は、古くから朝廷に皇居の用材を献上する山口祭を司った由緒深い神社であります。祭神は、大山祇神(おおやまずみのかみ)、大日霊命(おおひるめのみこと)、御霊大神(ごりょうおおかみ)、天御中尊(あめのみなかぬしのみこと)を御祀りしています。
「延喜式神名張」には、山口社は十四社あるが、そのうち、葛上郡の鴨山口神社が本社であるとされており、即ち式内の大社として格式高い神社であります。
本殿は、春日造桧皮葺(八尺に七尺)であり、拝殿は、瓦葺(五間に二間)であり、本殿に安置されている大日霊貴命(おおひるめむちのみこと)坐像、御霊大神坐像は国の重要文化財に指定されております。
とある。

この社は、天照皇大御神を祀っていた。小さなお社が多数併設されていて、様々な神々を祀っている。後から、次々と加わってきたものなのだろう。

明治天皇も参拝されている。

そういえば、今日、本屋で、こんなのもらっちゃた(笑)。