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今日は、今年初めての読書の話。
本書は、本屋で、平積みになっているのを見つけた。
この手の本は、お腹いっぱいだったのだが、ぱらぱらめくったら面白そうだったのと、値段が安かったので、ゲット。
ひじょうにわかりやすく(学生時代のチャート式の参考書を思い出した)、頭の整理によい。
地図、チャート、写真が豊富に使用されていて、これも理解を深めるのに有効。
しかも、最新の研究成果や、諸参考文献をリファーしてくれているので、結構本を読んだことがある人にも興味深く読めるように工夫されている。
古事記と日本書紀とは、被っている部分とか、内容が異なる部分もあり、混乱しがちだが、その辺についても、わかりやすく説明してくれている。
結論的には、神代のことは、古事記中心、天皇の歴史になってからは、日本書紀を軸に、理解すると、整理しやすいようだ。
それにしても、どこまで虚構で、どこからが真実なのかわからないが、美しい国づくりの物語を、1300年前の日本人は、残したものだ。それだけでも、すごいことである。
古事記、日本書紀に興味をお持ちの幅広い層にお勧めできる。