本書は、先日、アビーロード(安倍首相を囲む会を、アビーロードの会ということを某雑誌で知ったが、全世界のビートルズファンのために、流石にやめて欲しい)の6枚の写真を見た時にどっかで見たなと思って検索したら出てきた。
たいして高い本ではないが、AMAZON経由で、アメリカからの購入になったが、異様に時間がかかりひやひやした。AMAZON経由で、海外から買うのは今後やめよう。
著者のMIKE EVANS氏は、ビートルズがキャバーンクラブで、歌っていた頃、別のグループでサックスを吹いていたという。その後、1970年代には、ジャーナリスト、放送業界に転じ、1984年にビートルズ関連のアーツの展示会を企画。本書は、その時に発行された。
アビーロードの写真は、反対に向かって歩く1シーンのみだが、その他、多数、極めて面白い写真が掲載されている。
ビートルズを撮った写真ももちろん多数。ボブウイッテカーの写真がなかったのは、意外だったが、その他有名なビートルズを撮った写真家の写真は、網羅されている。Astrid Kirchherr、Mike McCartney(PMの弟)、Les Chadwick、Dezo Hoffmann、Robert Freeman、Linda McCartney、Jurgen Vollmerなどなど。
JLの前の奥さんのシンシアさんの絵も多数。
アルバムジャケットのデザイン、本の表紙、シルクスクリーンなど、それそのものが芸術のものなど。
小野洋子さんが、JLとで会ったインディカギャラリーの展示の写真も初めて見た。
極めつけは、ビートルズが、日本のホテルで、暇つぶしに描いた絵。これは、その後見たことがあったが、こんな本にまで掲載されていたとは。
こんな本があったとは知らなかった。
ビートルズファンだったら、是非目を通してみて欲しい。
解説も、インサイダーの話も満載で、極めて興味深い。