本書は、新聞の広告で見かけた。
本屋に行ったらあったので、早速ゲット。
まさに私向け?
専門度の高い人よりは、古墳って何?っと興味を持ち始めた人向け。
しかも古墳案内という題名が示すように、学術書というよりは、旅人向けの書きぶりになっているのでありがたい。
私もここ数年、古墳はかなり訪れたが、訪れた場所についての本書の書きぶりは、まさにその通り。的を得ている。
では、本書の収穫はというと、まだ訪れていないところ。
吉備は、前々からどうにかしたいと思っていたのだが、本書を読んでいたらもう一つの穴場?である高崎近辺に多くのすばらしい古墳が残されていることを知った。
埼玉古墳群を同じタイプなのだとは思うのだが、ぜひ一度訪れたいところが増えた。
もう一つ、関東近辺に多くの知られていない古墳も紹介されている。これこそ本書ならではかもしれない。
古墳に興味のある初心者にピッタリのわかりやすい古墳案内書。