今日は、予定していたゴルフがドタキャンになって、幸か不幸か、1日空いたので、時間があればと思っていることをちょっと。といっても、その数%しかできてないんだけど。
最初に行ったのは、1回行ったことがある東洋文庫。
今回の企画は、仏教~アジアをつなぐダイナミズムというもの。
私のための企画?
やはり圧倒されるのが、蔵書の凄さ。ありえないレベル。
展示されているのは、氷山の一角にしか過ぎない。
1階は、仏教関連の本の展示だが、西欧の、中央アジア、インド関連の文献の立派さに驚かされる。しっかりデジタル保存をお願いしたい。
展示の後ろでは、PCで、展示本のデジタル画像が見れるようになっている。
展示は、量はそうでもないが、東洋文庫という視点から、テーマに沿ってわかりやすく展示されている。
特に感動したのは、河口慧海が持ち帰った経典の数々。
ここにあったのだ。
持ち帰ったままの状態のものもあり、まだまだ解明は進んでいないのだろう。
パンフにある百万塔とその中にあった陀羅尼も展示されている。話は何回も聞いたが、本物はたぶん初めて。1200年以上も前のものだ。
同じく奈良時代に書かれた経典も展示されている。
東洋文庫創立90周年で、特別に国宝の古文尚書が展示されていた。
まだ、漢字も隷書が混じっていて、今の漢字とはちょっと違うが、綺麗に残っている。記されている紙も、木の皮から作った、当時では貴重なものという。
中国の歴代の王朝についての書ということだが、中身は、流石に読めない。
当時の漢文を読んだ跡が残るが、今の漢文の読み方とは違う方法を使っていたのがわかる。
最後は、今夏公開予定のブッダ2の制作過程の紹介。楽しみだ。
ということで、大満足で、東洋文庫を後にした。
その後、ちょっと新宿で買い物をして、桜木町で、またまた買い物。
桜木町は、改装中。
桜木町駅は、日本で最初に、新橋、横浜間で、列車が走った時の終点。
今の駅は、三代目で(我々世代には、二代目の方が馴染みがあるのだが)、現在四代目建設中。といっても、プラットフォームは、直しようがないと思うのだが。
新しくできた(と言ってもずいぶん前だが)SCにも寄って、ちょっと買い物。
夕陽に映えるランドマークタワー。
この方向からは、今まであまり見なかったよね。
ということで、貴重な一日だった。