今日は、ゴルフ。
好天だったが、スコアは普通。
飛距離がどんどん短くなっているので、対応がたいへん。
トッドラングレンの自伝。
彼の50歳までの自伝だが、書くのに20周年かかったとのことで、今発刊になった。
原書は、昨年のコンサートの時、サイン本をゲットしていたのだが、読んでいなかった。
翻訳本が出たので、即ゲット。
正直、まさにインディヴィジュアリスト。読者がどう読むかはあまり考えられていない。
若かりしころは、普通の不良?と、当時の花だったロックミュージシャンとの出会いが語られる。
そして、業界人になってからも、様々な紆余曲折。
前回のコンサートの時は、薬は克服したと言っていたが、当時どっぷり使っていたことがわかる。
ポールと結婚前のリンダとのことや、やや存命の方に差し障りのあるかもしれない話も、淡々と語られる。
日本の話もちょくちょく。好感を抱いてもらっているようだ。
プロデューサーとしても有名なラングレンだが、そのきっかけは、結構偶然だったことも語られる。アップルコンピューターの関わりも、大きく彼の人生を変えた。
突如、アジアを放浪した話も凄い。心のそこからは馴染めなかったことも告白される。
仏教の薀蓄もすごい。当時は、薬と同様のレベルで仏教が注目されたという事情もあろうが、ちょっと我々の感覚とは違う?
初期の、リンゴのオールスターバンド内での葛藤も赤裸々に。
ラングレンに興味のある人は、是非読んでもらいたいが、興味のない人にも、70年代から90年代のポップシーンを感じたい人にもオススメ。