井上陽水 トリビュート

井上陽水のトリビュート盤が出た。
かつて、ポールのトリビュート版に、陽水さんが、参加していたが、本人のトリビュート盤が出る時代になった。

シンガーソングライターが当たり前になって50年とすれば、ソングライターの方サイドは、相当年齢を重ねてきており、近時、トリビュート盤や、トリビュートコンサートが増加している背景だろう。
ベートーベンの生の声や、演奏を聞いた人はいないわけで、シンガーソングライターの曲をカバーすることに何の違和感もない。
逆に、大歓迎だ。

そして、このCDは、まさに成功例ではないか。
各、個性溢れるミュージシャンが、自分の解釈で、陽水さんの歌を歌っている。
軽く流したり、ベビーに決めたり。

いかにアレンジしようとも、耐えられる陽水さんの曲群。
トリビュートする側の個性、技術、才能もあるが、陽水さんの曲の普遍性によるところも大だろう。

ちと高いが、登場するミュージシャンの名前を見れば、納得？
未ゲットの人は、年末、正月用に、1枚ゲットしてみてはいかが？